大シルクロード展 in 東京富士美術館
先日、東京・八王子にある、富士美術館で開催中の「日中友好条約45周年 世界遺産 大シルクロード」展に行ってきた。
(12月10日まで、月曜日休館)
巡回情報:
2024年1月2日(火)〜3月24日(日)福岡アジア美術館
2024年4月9日(火)〜6月9日(日)東北歴史博物館
2024年6月22日(土)〜9月1日(日)愛媛県美術館
2024年9月16日(月)〜11月10日(日)岡山県立美術館
2024年11月23日(土)〜2025年2月2日(日)京都文化博物館
写真はほとんど撮影できないし、もともとの知識がほぼ皆無なので、内容が伝わるかどうか?だが、とりあえず書いてみよう。
入り口で、巨大で、でも可愛いラクダのはく製がお出迎えで、気分を盛り上げてくれる。
第 1 章 民族往来の舞台 ~胡人の活動とオアシスの遺宝~
地名が全然わからないし、説明を読むのすら難しいが、漠然と、物や人の行き来ともに、文化や宗教も運ばれていったのだな、と理解した。
金製の杯で、虎を象った把手や赤い瑪瑙の象嵌が豪華。
ちょっとつぶれてしまっているのだが、それが逆にアートな感じ。
色鮮やかな唐花文の錦で作った鞋(くつ)。ちょっとおしゃれ。
つま先が高いのは長いスカートの裾を引掛けるためで、中国の影響とのこと。
第 2 章 東西文明の融合 ~響き合う漢と胡の輝き~
これは、パンフの表紙やチケットにもなっていて、今回の目玉ともいえるが、実物は予想以上に小さい。
この小さな杯に細かい装飾が施されているのは素晴らしい。
第 3 章 仏教東漸の遥かな旅 ~眠りから覚めた経典と祈りの造形
この章は主に仏像など。
200点近い展示物を見て、お土産物売り場を見て(何も買わなかったが)、これで終わりかと思ったらとんでもない。
出口の向こうには、洞窟の再現が。
入り口のラクダのところに戻ると、行きには見落としていた展示物が。
6分ほどのビデオがあったので、ちょっと復習。
今回の展覧会は、どちらかというと立川近辺に住む友人と4年ぶりに合うのが目的で、あまり期待していなかったのだが、予想以上に、質、量、美しさが充実していた。
東京といっても、八王子からバスで15分ほどかかるとなると、アクセスがいいとは言えないので、ぜひお越しください、ともいえないが。
ちなみに、常設展示は、以前に何度か見ているし、足も疲れたので、ささっととおりすぎてしまったが、これだけでも1つの展覧会ができるくらいの分量である。
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