「マリー・ローランサン―時代をうつす眼」展 in アーティゾン美術館
昨年の12月19日(火)に、友人と東京・丸の内のアーティゾン美術館(旧ブリジストン美術館)で開催中の「マリー・ローランサン―時代をうつす眼」展に行ってきた。
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/laurencin/(特設サイト)
3月3日(日)まで。
休館日:月曜日(1月8日、2月12日は開館)、1月9日、2月13日
昨年の前半にも渋谷の文化村での「マリー・ローランサンとモード」展に行ったが、その時は、ココ・シャネルにも同じくらいスポットが当たっていた。
今回の展覧会のほうが、他のアーティストの作品が展示されていても、それは比較や関連を説明するためで、純粋にマリー・ローランサンに集中している感じでよりわかりやすかったと思う。
全体は、7章(序章、1章~5章、終章)に分かれている。
序章 マリー・ローランサンと出会う
ここでは、自画像4枚の展示。
第1章 マリー・ローランサンとキュビスム
マリー・ローランサンの展覧会には何度か行っているものの、自分の中ではキュビスムとは全く結びついていなかった。
キュビスムもいろいろ変化していくが、その動向の中にローランサンもいて、少なからず影響を受けていたのだ。
その影響がみられるような作品も展示されていたが、それは残念ながら撮影不可だった。
もっとも、画像を探して紹介するほど好きな作品でもなかったが。
この章には、ピカソやブラックなどの作品も展示されていた。
第2章 マリー・ローランサンと文学
マリー・ローランサンは絵画作品としてだけでなく、本の挿絵も描いている。かわいらしい女性の絵は、挿絵としてピッタリ。
特に「椿姫」が12枚並んでいる部屋はもっともわくわくした。
写真も撮れたので全部のせてしまおう。
第3章 マリー・ローランサンと人物画
この章には、マリー・ローランサンの作品が8点、他の画家の作品が9点。
ローランサンの作品を中心に紹介する。
第4章 マリー・ローランサンと舞台芸術
舞台芸術にもかかわっていることは以前の展覧会で知ったが、バレエとの相性がよさそうな画風だと思った。
第5章 マリー・ローランサンと静物画
静物画はあまり心を惹かれなかったな。
やはり女性が出てこないと。
終章 マリー・ローランサンと芸術
詩人のアポリネールと長年パートナー関係だったことはよく知られているが、この作品にはアポリネールへのオマージュとして橋の絵が描きこまれているとか。
この作品は、今までに何度か見たことがあるが、橋なんて全然気づいていなかった!
さて、この展覧会は6Fで開催されているが、5Fには常設展があり、それも結構な分量だ。懐かしい作品もいろいろあったが、また見る機会もあるだろう、と写真は取らなかった。
4Fの催しはパス。
ミュージアムショップでは、図録も気になったけど、置き場所を考えると、やっぱりやめておこう、となって、絵葉書を何枚か。
館内にはおしゃれなレストランもあるが、お高そうなので、ランチとお茶は別の場所で。
そうそう、ランチの前に少し時間があったので、丸の内オアゾに行ってみたら、こんな展示が。
アップするのが遅すぎて季節外れになっちゃったけど。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?