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旅の途中

鏡を覗くと・・・
なるほど、
確かに老け込んだ人らしき者が映りこむ。
いや、これは恐怖の話ではなくて、
鏡に映る自分自身のこと。
肉体である以上劣化はやむを得ない。
たまに見かける同級生で
昔の面影がほぼ無くなっている人がいる。
何が起きたのだろうっていう位に。
それに比べたら自分は
まだそこまで崩れてはいないけれども・・・
溶解しかかっているのは否めない。
最後は液体と化すのだろうか。
もしくは氣体か・・・

反対に内面は、というと
ますます知識欲、
人生を楽しみたいという欲が出てきている。
色々な挑戦も行っているし。
どんどん研ぎ澄まされて
磨き上げられていく感覚が凄くある。
有限な肉体だからこそ
一生懸命に生きようと思うし。
人生は〆切のある執筆に似ているかも。
(いや、小説家、漫画家ではないので
 〆切に追われた事はないけれど・・)
そしてその人生の〆切というのは
いつ訪れるか誰にもわからない。
突然打ち切られる場合もあります。
何事も突然起きるのです。
ゆっくり緩慢に起きないのです。
私は過去に大きいバイク事故2回。
緊急入院による緊急手術も経験しました。
いずれも何とか生還しましたが・・・
予期せぬ事などそこら中に転がっています。
生きる意味を一生懸命に追究した時期が
長いことありましたけれども、
とある着地点に辿り着いてから
それ以上の追究はしなくなりました。
それよりも
今日という時間をいかに実り豊かに生き抜くか」
その方が肝心だと。
毎瞬、毎秒、毎日感じる小さい幸せの積み重ね。
その方が精神衛生上とても良いし、
生きていて楽しいです。












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