中学のとき何故か体育教師に嫌われてた話
こんにちは。
私なぜか中学のとき体育教師に嫌われてたんですよね。明らかに私にだけ当たりが強かったので私もその体育教師が大嫌いでした。
今回はその人に怒られたエピソードを2つ話すだけでございます。どちらも私が悪いのですが、それにしてもそんなに怒る……?と思った話です。
楽しんでください。
その女、M
恐ろしいことに苗字が思い出せない。
でも名前は普通に女性の名前で、男っぽい容姿とのギャップがあるために密かに下の名前で呼んでいた。Mから始まる名前だった。
エピソード①忘れもの
プール授業のとき、なにか忘れ物をしてしまい「すみません、〇〇を忘れました」とMに伝えに行った。そして「すみません、あはは……」と言うと、「何わろてんねん!!!」と怒鳴られた。その時の顔がスゴい。めっちゃ睨まれた。
私には、いつからか謝るときや気まずい時に空笑いする癖があった。(今も少しあるが謝罪する時にはしなくなった)
そのときも別に何も面白くないし笑おうと思ってた訳でもないのに、いつもの癖で「あはは……」と空笑いしてしまったのだ。
で、「何わろてんねん!!!」だ。「失礼やろ!!!」と追加砲撃つき。
びっくりした。癖とはいえ謝る時に空笑いした私が悪いけど、そこまで怒る必要ある?他にも色々言われた気がするがもう覚えてない。
ちゃんと「すみません……」と何度か謝罪したら終わった。
エピソード②重大なミス
体育館で剣道の授業があったときの話。
当時好きだった男の子Nくんとペアになって剣道の練習をしていた私。多分ローテーションで色んな人とやるか、男女別の背の順で並んだときの横の人とペアでやるってやつだったと思う。
1人が竹刀を両手で平行に持って頭くらいの位置に固定し、もう1人が相手が持つ竹刀に打ち込むという練習だった。そのときに私はコントロールをミスってNくんの指に当ててしまったのだ。当然すぐに謝った。怪我は、出血こそあったかもしれないが軽症で済んだのが不幸中の幸いだった。(骨折していたら話が大きくなっていたかもしれない)
私はそんなつもりじゃなかったのに怪我をさせてしまった……とかなり焦っていた。そしてMに怒られることも分かっていた。
NくんはすぐにMに言いに行った。(保健室に行きたいと言ったのかな?)
Mが私を見ながら何か話しているのが見える。そして私はMに「〇〇ーー!!!ちょっと来い!!」と呼ばれた。あぁ……最悪……。
私はなぜそうなったかを聞かれたので説明した。「打ち合っている時に指に当たった」「わざとではなかった」とか伝えたと思う。するとMは体育館に響き渡るほどの大声で私を怒鳴りつけた。なんと言われたかは記憶から抹消されていて覚えていない。とにかく大声で怒鳴られたという記憶しかない。皆の視線が痛い……。そして申し訳ない……。そして怖い……。
結構長いこと怒鳴られた。いや、体感が長かっただけで実際はそうでもなかったのかもしれない。
しばらくすると説教が終わり、元の場所に戻った。でもみんなは練習中だしペアだったNくんは保健室に行ってたか何かで居ないので、ひとりぼっち。
私は酷く落ち込んでいた。罪悪感とキツく怒鳴られたショックでまだ半泣き。
それからどれぐらい経ったか分からないが、保健室から戻ってきたNくんは私がよっぽど落ち込んでるように見えたのか(実際そうだが)「気にすんな」とクールに言った。この時はガチで神かと思った。でも気にせずにいられる訳もなく……。好きな男の子に怪我をさせてしまった罪悪感と、体育館に響く勢いで怒鳴られたショックでかなり落ち込み、しばらく引きずった。
おまけ☆成績差別?
だいたい保健と体育は同じ教師だと思うが、Mも保健体育の担当だった。
私は実技はそこそこ、筆記はほぼ満点だったが成績表の評価は3かそこらだった。
なぜ嫌われていたのか
わからない。わからないよ……!なぜ嫌われていたのか……。
1つ考えられることといえば、私は地味な生徒だったということ。いつの時代も教師は陽キャが好きな傾向にある。優秀な陽キャなら尚のこと。Mも明るい陽キャとは仲が良かったのでその類の教師だったのだと思う。
一方私は地味で大人しい生徒だった。それが原因か?気付いてないだけでMの気に障る事でもしたのだろうか。わからない……。まあ、何が理由であれ嫌いだからってキツく当たる教師は大嫌い。
でも、そんなことは今となってはどうでもいい。そんなことよりもっと酷いことを散々経験してきた今ではそう言える。
おわりに
そんなわけで中学生にして世の中の理不尽さを知ったわけです。
2つとも私に非があるけれど、それにしても明らかに私にだけ当たりがキツかった。それが3年のときにもう一人の女性教師に変わるまで続いた。そのくせ卒業式で泣くハートは持ち合わせてるとか一体全体どういうことだ。
ちなみにNくんとは偶然高校も同じでしたが、なんの展開もありませんでした。とほほ……。
おわり。
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