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みやぎ「災害とメディア研究会」(2023.9.2)

みやぎ「災害とメディア」研究会が仙台市内で開かれ、お招きいただきました。この研究会は宮城県内のメディア関係者を対象に毎月行われているもので、今回のテーマは「災害弱者に届ける報道〜言葉の壁を乗り越える〜」でした。

テレビのニュースでも取り上げられました。(khb東日本放送 2023年9月4日 (月) 17:45)

板橋恵子さん(Date dm)とわたしからの話題提供のあと、外国人ゲストからのコメントがありました。外国人ゲストからは、
「(東日本大震災のとき)テレビを見ても、どのように行動すれば良いのかは分からなかった」
「『外国人』と言ってもいろいろな人がいるので、一括りにされるのには違和感がある」
「日本に暮らしているので、災害や防災についてもっと学びたい」
といった意見があり、印象的でした。

その後、参加したメディア関係者でのワークショップ、意見交換が行われました。その中で「外国人にどのように行動すれば良いのかを伝えるための『入口』をマスメディアが提供する必要がある」「地域の防災訓練に参加するなど、足元を見つめ直す必要がある」「『外国人』についてもっと知る必要がある」など、さまざまな意見がありました。予定の時間を超えて本気のディスカッションがなされ、とても貴重な機会でした。


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