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10/10は世界メンタルヘルスデー

明日、10月10日は「世界メンタルヘルスデー」です。

世界メンタルヘルスデーとは「世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を『世界メンタルヘルスデー』と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。」
(厚労省ホームページより抜粋)

ココロの病は誰もが罹る可能性があって、特にコロナから解放されて来ている今でも、それらのストレスが未だに尾を引いていることから、ココロの不調を訴える方は増えています。

ただ、不調を訴えることで周囲から変な目で見られないか、とかどこに相談したら良いのかが分からず、我慢してしまうことで悪化させてしまうことが多いんです。
また、自分ではなかなか気付けないことも多く、「おかしい」と感じた時にはもうかなり症状が進行していることもあります。

家庭や職場、学校などその環境に関わらず、またどの世代でもココロの病を発症するケースが増えていて、メンタルヘルスの悪化は深刻です。

まずメンタルヘルス、ココロの病について誤解や偏見をなくしていくこと、その理解を深めて、周囲の人たちがその不調に気付いてあげることも大切です。

もしあなたの周りの誰かの様子がおかしかったら、一言で良いので言葉をかけて下さい。
「元気?」とか「何かあった?」とか「話し聴くよ」なんて一言で大丈夫です。
もしそれでその人が話し始めたら、ただ「聴いて」あげて下さい。

アドバイスとか励ましとかは、一切必要ありません。
ただ『聴いて』あげて下さい。

そして自分で不調を感じられている方は、誰かに話をするとか、迷わず専門家の元を訪ねて下さい。
病院でも、カウンセリングやセラピー、自治体が運営する相談機関でも良いです。
それは何も恥ずかしいことでなく、おかしなことでもありません。

自分のココロを守るために必要なことなんです。
カラダの病気と同じく、ココロの病も早めに手当てをすれば、回復も早くなります。

自分のカラダとココロは自分で守る。
明日はココロの健康診断をするつもりで、自分のココロは今どんな状態か、確認する日にしても良いと思います。

私もメンタルヘルスへの誤解や偏見を無くし、理解を深めてもらうため、これからも発信を続けていきます。

同様に「脳や心に起因する疾患(障がい)およびメンタルヘルスへの理解を深め促進することを目的」とした「シルバーリボン運動」についても知って頂けるとより、メンタルヘルスへの理解を深めて頂けると思います。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます