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「自分」を知る

あなたはどれくらい「あなた」を知っているでしょう?

私のところにいらっしゃるお客様の多くはホームページを見て「自分はアダルトチルドレンなのかな?」と思われてカウンセリングにいらっしゃいます。
これは言い換えるとそれまで「自分」をあまり知らなかった、と言えます。

「今の自分」は「今までの自分」の積み重ねです。

生まれたての赤ちゃんはほぼみんな同じ状態なのに、育っていくに従ってそれぞれ違った個性となります。

これは育つ環境の違い、受けるしつけの違い、出会う人々の違い、それらから受ける影響の違いがあるからです。

そんな中で「無意識」に自ら望んだ「自分」になっていきます。

つまり「今の自分」は「今までの自分」が「こうなりたい」と思いながら過ごしてきた結果と言えるでしょう。

スタートラインはほぼ同じ状態なのに、楽しい生き方が出来るか、生きづらさを抱えながら生きるのか、これはその環境を選べなかったことで分かれます。

選べなかったということは、その環境下で生き抜くために「身に付けた」自分を守る術であって、それはあなたの責任ではない、ということをしっかり知ることが大切です。

誰も好き好んで人の顔色を窺いながら自分の想いを抑え付けて、自分を犠牲にしながら他人に嫌われないような生き方になる訳ないんです。

そうしなければその環境では生き延びることが出来なかった結果、オトナになってもそのような生き方を「無意識」に続けている。
それが自分自身を苦しめて、つらい想いをしながらも日々を生きるようになっているだけなんです。

ですがオトナになってそれを知り、その生きづらさを変えようと思えば、それも可能であることをお伝えしておきます。

今の生き方のままで良いと、生きづらさを抱えながら生きるのも、それは一つの生き方です。

上記のような生きづらさの元を探り、それを変えていきましょうと提案しても「難しいですね」と言われる方がいます。
もうその時点で無意識が「今までこの生き方で無事に生き延びているんだから、無理して変える必要はないよ」というメッセージを出している、と思ってください。

この無意識に逆らうのはとても大変でかなり勇気が必要なんですけど、生きづらさと向き合って、よく分からなかった自分と向き合って、生き方を変えたい、楽しく生きられるようになりたい、と思われる方は勇気を出して行動しましょう。

昨日と同じことをしていれば、明日も今日と同じです。
昨日と違うことを一つでも始めたら、明日は少しだけ変わります。
この「少しだけ変わる」の積み重ねがやがて、大きな変化になっていきます。

その変化のお手伝いをするのが、私の仕事です。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます