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眠れてますか?
一時期の酷暑から解放されて、最近は朝晩、秋を感じられるようになって来ました。
日によっては朝、寒いっと目が覚める日もあります。
私が睡眠を気にするようになったのは30代になる頃、最初のうつを発症した辺りでした。
20代後半くらいからいわゆる「不眠症」だったようです。
当時は自分が不眠症だ、などと考えることもなく、ひたすら仕事仕事仕事…の日々でした。
まず寝つきが悪かった。
23時頃に眠くなって布団に入るんですが、そこから頭が冴えて来てグルグルと色々な考え(不安だったのか?)がアタマの中で渦巻く感じで、そのまま3時間くらい布団の中でゴロゴロ、ゴロゴロ。
寝たかなぁ…と思っても朝(夜中?)の3時とか4時には目が覚めてしまい、そこから眠れずにそのまま仕事へ。
これらは入眠困難、早朝覚醒といいますが他にも、中途覚醒といったトイレ以外で夜中に何度も目が覚める、という症状もあります。
ただこの時はそれが問題だと考えることもなく、若かったこともあったのか特に体力的な問題もなく、仕事にも支障はなかったのですがそれが何年か続いた後、突然うつとなり仕事が出来なくなりました。
そこからうつについて色々と調べてみると、生活リズムの維持と睡眠の必要性について多く言われていることを知って、睡眠について初めて見直すことになりました。
その頃の実質的な睡眠時間は恐らく2~3時間くらい。
「ナポレオンは3時間しか睡眠しなかった」なんて話もありますが「ナポレオンは行軍中の馬上で寝ていた」とも言われている通り、3時間くらいの睡眠では人の身体は健康を保てません。
現在は年齢に関わらず大体6~7時間の睡眠時間が取れればOK、と言われています。
もっとも加齢による早朝覚醒は仕方がない、との見解もあるため、私の年齢であれば5~6時間の睡眠時間が取れれば良いようです。
更に睡眠時間は24時間の中で合算しても良い、という話もあり、夜にあまり眠れなかった分を昼寝などで補完するのもアリ、と言われています。
また、うつの予防という意味でも生活リズムは大切なようです。
これは今でも実践しているのですが、私は朝、起きる時間を決めています。
365日毎朝、仕事であろうが休みであろうが関係なく、決まった時間に起きるようにしています。
起きて顔を洗ったりお茶を飲んだり…と朝のルーティーンをこなした後、その日が休みでまだ少し眠い時などは、そこから二度寝してもOKとしています。(但し、あまり寝過ぎると夜が眠れなくなることもあります)
例え前日の夜がどれだけ遅く就寝しようとも、起きる時間には一度必ず起きる。
これを習慣化している今、うつの再発はありません。
眠れているかどうかはココロの安定度のバロメーター、と思っています。
まず自分が睡眠を取れているかどうか、朝の目覚めはどんな感じか、そこを気に掛けておくだけでもうつを始めとするココロの病には気付きやすいと思います。
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