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「考える」と「考え過ぎる」

悩みを抱えた人の多くが陥ってしまう罠って分かりますか?
それは「考えて過ぎてしまう」ことです。

悩みを解決するために考えるのは当たり前、と思われるかも知れませんけど実はそうではありません。
考え過ぎてしまうから、悩みは深まるんですね。

特に自己否定感が強い方はどうしても否定的な考え方をしてしまうため、出てくる答えも否定的なモノとなってしまい、そこでまた「どうしよう」と考え込んでしまいます。

このような負のループは一度嵌まり込んでしまうと、なかなか抜け出すことが出来なくなってしまい、そのストレスや不安からココロの病を発症することにつながってしまいます。

ではどうすべきなのか。
まず「知る」ことです。

自分の今の状態を正確に「知る」こと。
例えば自分は病気なのか、ただ疲れているだけなのか、それを知るだけでも対処法は変わってきます。

自分の状態を知ったら次にそれを「自覚」することです。

病気であったら「今の私は病気だ」と自覚することで、自分の今の状態を受け入れることが出来ます。
もし受け入れることが出来なければ、また「知る」をやり直します。

自覚し受け入れることが出来たら「動き」ます。
行動ですね。

病院に行けば良いのか、セミナーとか講座に行くのか、あるいはカウンセリングやセラピーを受けるのか、とにかく今の自分に出来る行動をしてみます。

それらの行動の結果自分がどうなったか、ここで「考え」ます。
そこで考えて自分が望むような結果になればそれで良し、もし違っていればまた「知る」からやり直すか、他の行動を試してみるか、その選択肢を「考え」ます。

自分が何者なのか、どんな状態なのか正確に分からないまま何の行動も起こさずにただ「考え」てしまいその答えがまた更に「考え過ぎる」状況を作って、何も答えが見つからずさらに悩んでしまうわけです。

考えるのは要所要所だけにしてみましょう。

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