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哲学〜アリストテレスの言葉〜(幸福)

 土日になるとテーマが税金から哲学へ行きがちです笑笑
 アラフォー独身男となると多くの友人は家庭を持ち、子育てに奔走していることから都合よく遊んでもらえないため、自然と本と向き合う機会が増えていき今に至っています。 
 最近は土曜日に関東近郊の温泉旅館へ読書をメインに一泊するようなことも多くなって来ました。 
  ・・・・ちなみに今日もです笑笑

今日のお気に入りの言葉

エウダイモニア(幸福)は理想的人生を構成する要素の一つではなく、複合物であるということは明らかである。理想的人生はその含有する一要素により理想的になるのではなく、複数の規準ないし目標を包含しているのである。「ニコマス倫理学」
【仕事・人生に迷ったらアリストテレスに聞いてみろ! 小川仁志著】


若干堅苦しい言い回しですが、【幸せとは何か大きな良い事が一つ生じることで得られるものではなく、小さなことでも良い事柄が複合的におこること】ということを言っているのでしょう。

 人生における大きな良いことといえば節目と言える受験や就職、結婚、マイホームの購入なんかが思い浮かびますが、確かに仮にそれを自分が望む通りに叶えたからと言って”幸せを掴みました”ではないですよね。

結婚後離婚する人、離婚しなくても世間体を気にして離婚に踏み切れず仮面夫婦を続ける人、就職先の環境が合わず精神的に病んでしまう人・・・・等、将来のことなんて誰もわからないですね。

そう考えるとやはり、「小さなことでも日々良いことを積み重ね続けること」が幸せだな〜と私も深く共感しました。

そしてその日々の良いことの積み重ねには、やはり自分の生活時間の大半を費やす仕事に魅力を感じられるかというのはかなり大きなことではないかと思います。

実際、私は転職前の公務員の仕事と比べて(比べなくても)今の税理士という自分の専門知識をフル活用してお客様の税務面のサポートをすることでお客様から直接感謝されることや、難解な税務上の問題点を議論し結論を導き出すというようなことに大きなやりがいを感じており、転職の前後で日々の幸福度が大きく向上したように思えます(離婚したことも寄与していますが・・・笑)。

いずれにしても、仕事以外においてもアリストテレスが言うような『日々の小さな良いことの積み重ね』ということを意識しながら生活していくことで心身ともに良い方向に行っているように思えるので、この言葉を大切に過ごしていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました^ ^

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