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上手な「並」の先生は終わったドリルやノートにイラストをかく

年度末になりました。学期末 もそうなんですが
この時期はノートや問題集 ドリルなんかが全て終わり
持ち帰りの時期になります。
その時に皆さんは 何かされてることはありますでしょうか?
よくあるのが シールを購入されてご褒美シールを貼ってあげること
もう1つがスタンプなどを押してあげることだと思います。
でも上手な「並」の先生は一味違います。
今回は上手なナビの先生がされていることを紹介したいと思います。

上手な波の先生は 裏表紙にイラストを書く

私が出会った中でとっても優しくて
とっても上手な「並」の先生は最後におめでとうのメッセージと
イラストをかかれていました。
この活動のメリットはいくつかあります。
1つは シールなどは購入予算を取らないとできないこと。
割と 若い先生で指導 熱心な先生は自費で買ったりされることもありますが
それは いずれ自分の首を絞めることになるので、
あまり おすすめできません。
もしするんであれば学校で予算を取ってもらってやるべきだと思うのですが
そうなると自分のクラスだけというわけにはいかないので
学年全体で同じようなシールを貼ることになり
あまり希少性が出なくなって嬉しくなかったりします。
そこで上手な「並」の先生のされているように
イラストを書くのをおすすめします。

イラストと言っても難しいものを書く必要はなく
簡単なお花を書いてみたり 動物を書いてみたりするものです。
私自身 真似をしていた時期があったのですが
花とか動物とかは一度 パターン 覚えてしまえば
そんなに難しくないように思います。
そしてそれもかいているうちに苦にならなくなってくるので
そうなったら子どものリクエストを聞いて
かいてあげるようにしていました。
そのために芸能人がサインするようなマジックペンを
持ち歩いて Chromebook や iPad を使えるようにして
子どもたちの希望を聞いてました。
マジックペンは太い方で書くと 割と下手な絵でも上手に見えますし
色をつける必要がないので おすすめです。
また Chromebook や iPad で子どもが希望したものを
名前を打ち込むとどんなものかが分かります。
アニメのキャラクターや 有名人の名前出されても
なかなか頭に浮かばないのですが
これらの ICT 機器のおかげで近年かくことができるようになりました。
また人物の顔とかは難しいのですが「 名前 イラスト 簡単」など と
検索するとかきやすい絵がよく出てきます。
その中でも時間にして1分以内でかけるようなものをかいて
子ども達に渡したらいいと思います。

ある日 子どもが色紙を持ってきた

ノートにシールを貼るのではなく イラストを書くと
何が起こるのかというと、間違いなく お家でイラストが
目を引くようになります。
お家の方も イラストを楽しみに されるような方が多く
今日はどんなのもらったの というような感じで
子どもに確認をしてくださるので 非常に学習についての進み具合や
理解が高くなりました。
そしてある日、記念にと思われたんでしょうが
色紙を持って来られる 保護者さんがおられました。
子どものリクエストのものをかいてやってくださいと言われ
断ったのですが 結局子どものリクエストのものをかいて渡しました。
色紙だったのでマジックだけでなく 色鉛筆で色をつけて渡したんですが
それが実は額に入って残ってたようで、
先日 20年ぶりに訪ねてきた その子は色紙をスマホの写真の中に入れて
持ってきて見せてくれました。
たまたまその時に一緒に来ていた同級生の子たちもすごく 羨ましがって
その子は自信満々と言った感じでした。
もうその子たち 30代 なんですが、不思議なものを見たような気がしました
子ども達の希望する イラストを書くのは
一見 手間がかかるように見えますが
実は繋がりを作るという意味では とても有意義なものになります。
まず 子どもたちが何を好きなのか 何を見ているのかが分かりますし
何よりも 手書きのイラストはもらってずいぶん
嬉しいものになるようです。
また仮に失敗してもノートというものの性質上
次の年には廃棄されていることが多いので
記録もなかなか残らないと思います。
まずは 簡単なものから 皆さんも始められてみたらいいと思います。
ノートをかけるようになったら 黒板や学級の掲示など
いろんなところに自分の絵が使えるようになって
パソコンの画像を引っ張ってくる必要もなくなるので
時間の短縮にもつながると思います。

まずは簡単なものからやって上手な「並」の先生になりましょう。

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