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上手な「並」の先生はこの時期の職員会は絶対に手を抜かない。

原稿を書いている今日は4月2日 なんですが、
大体の皆さんは昨日が辞令交付式だったこともあり
今日1回目の職員会ではないでしょうか?
そうすると1回目だし 新しく 職場に来た人は
職場の雰囲気がわからないし
 前からいる人も新しい人たちが
 どんな人なのかわからない し 
っていう風に探り探り参加されてるかも
しれませんが、 上手な「並」の先生は違います。
 この職員会は1年の中で
一番力を入れてもいいと思ってるぐらい
大事なところだと思っています。
それは 今決めたことが1年間の途中で
変えるることができないのを知っているからです。
今日はそんな話をしたいと思います。

校務分掌は途中で交代するのが難しい

よくある失敗 として 年数を重ねていくと
学校で担当する役が増えていきます。
一つ一つを見るとできそうなことも多いのですが
総合的に見ないと 活動時期が重なってしまい
結果的に効果的な指導ができないこともあります。
また新しく 赴任した先生には
その辺がわからないので
上手な 並みの先生はこの辺をチェックしています。
間違えないように言っときたいのは 決して
「並」の先生が得したいわけではなくて
学校がスムーズに回るように
新しい先生の分も考えるように実行されています。
学校の勧める側がうまく回れば子供たちにもいい影響は必ず出るはずなので
ここはみんなでやっておくといいでしょう。
ちなみに よく仕事が重なる時期としては
9月と12月です。
9月は校外学習 運動会 夏休みの作品展の出品
 参観日 などなどが重なるため
 組み合わせによっては随分と時間が奪われます。
12月は 報告書の類が重なる時があるので
担当している分掌に報告義務があるものは
気をつけた方がいいと思います。

時代遅れのルールに注意

職員会の提案資料は前年度を踏襲してるものが
ほとんど なので 気をつけないと
昔のルールのまま進んできてることが
かなりあります。
例えば うちの学校では今年から、
ストーブが使えなくなり エアコンに
全て変わったのですが
暖房の使用規定は ストーブのままになっていて
火をつける場合の手順がそのまま エアコンの
スイッチを入れる手順になっています。
ストーブの場合は火が出るので 
当然 大人の目があるときや
誰かが立ち会ってる時 限定になるのは
当たり前だと思うのですが
エアコンの場合 なかなか暖かくならないので
早めにつけてその間に別のことをするというような
ことが 本来はできると思います。
そこについて 今年 話し合って改善することが
できました 。
今回のことはそれでもまだ教師だけの話だったので良かったのですが
子供達にも 古いルールのまま 窮屈な思いを
させていることもあったりします。
だいたい 最初の職員会で出たことが中心になって
 今後 細かいところが提案されていくと思うので
 ここは気をつけて 見ておいた方がいいと思います 。
今後 細かいところが提案されていくと思うので
 ここは気をつけて 見ておいた方がいいと思います。

校長さんの暴走には気をつける

悪気があるわけではないと思うのですが
定年が間近に迫っている校長さんは
今まで自分がやってきたことを最後に
形にして終わりたいと思われる傾向が
強いようです。
そのため ラストイヤー という感じで思い切り 
自分よりの提案をされることもあるし、
なんなら 大幅な変更もあったりします。
これうまくいくこともありますが、
大体の場合誰かが随分と我慢しないと
回らなくなります。
 それが子供が負担しなければ
いけなくなるといけないので、
許容できる範囲はどこまでか
また絶対に譲ってはいけないはどこまでかというのを
提案があった際に確認しておくことが必要だと思います。
ここはなかなか 若手には難しいかもしれませんが
中堅や ベテランになった人は是非とも やって欲しいところです。

第1回目の職員会はなんとなく
様子見がち なんですが
ここを なんとなく通したら
うまく行きません。
 逆にここがしっかり参加できて物が申せた人は
次回からの職員会でも一目置かれて
 軽々しく扱われることもないため 
ご意見番のような役割になると思います。
 学校の中心になろうと思っている方や
名人になろうと思ってる方は 
ここを逃さない方がいいと思います。
 また上手な「並」の先生は無理なく
 みんなが回るようにやっておられます。
 ここもその一歩だと思うとちょっと頑張った方が
良いのではないかなと思います。
 上手な「並」の先生に学ぶことはまだまだ ありそうです。


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