ある日突然 化学物質が...③寝不足と酸欠で脳みそが

人は息ができないと、つまり酸素が不足すると頭がボ～ッとしてきます。

脳に酸素が行かないから当然の症状ですが・・・

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こんなに不安で不愉快な毎日から脱出するために、「会社を辞めよう！」と思ったものの

部下のことを思ったり、頑張ってここまできたことを考えると、気持ちが揺れ動く毎日でした。

揺れ動きながらも、夜になると眠るのが怖い毎日

また苦しくなったらどうしよう・・・
寝ている間に呼吸が止まったらどうしよう・・・

不安と恐怖から眠れないというか、眠らないでおこうという気すらしてきます。

酸欠で睡眠不足ですので、もう思考回路は殆ど停止

いつものドアが、「え？これどう鍵かけるのだっけ」「これ、どうするんだっけ？」

今、思い出しても悲しいのですが

会社では、なるべく普通のようにふるまい気を張っていました。

でも、お化粧品や香水、芳香剤の人工的なにおいや、タバコの煙で腹が立つやら苦しいやらでした。

はたっ、と気が付きました。

何のために働いているのだろう？

自分が幸せになるためじゃないの
今の私は幸せではない！

幸せどうこうの前に、
人のつけている化粧品やタバコで死ぬかもしれない状況だ

いやいや本末転倒

これは、もうキレイさっぱり辞めよう！

ここいらで、気分を変えることも大切かもしれない

何より身体を元に戻そう！

そう決心し、「退社願い」を提出しました。

自分の状況を話しましたが、なかなか理解はしてもらえず
（当時は、化学物質過敏症という言葉も無く、国が許可しているものは安心・安全という風潮でした）

引継ぎのために半年間社に在籍してからの退職という形になりました。

しかも目一杯残っていた有給を消化しながら

先に行っていた夫のところへ数週間行って、猫とのんびり過ごし
また、社に戻り数日引継ぎして、またのんびりへ

という生活になりました。

朝８：３０～夜１０：００の仕事というハードな生活が無くなり
ちょっと面食らいましたが

これから、原因特定と養生生活に入ることになりました。

続きます