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沖縄慰霊の日

昔、友人が離島で働いていた時に、沖縄慰霊の日に遊びに行った。(沖縄慰霊の日は休日の所が多い)

梅雨が明けて、とても天気が良く気持ちのいい日だった。内地から修学旅行の高校生達が来ていて、賑やかだった。

昼間、海に入って遊び、夜はお酒を飲みながら楽しく過ごす予定だった。しかし、夕方、シャワーを浴びて横になっていると、今までに経験した事のない頭痛になった。とにかく、薬を飲んで横になっても痛くてしょうがないので、寝ているしかなかった。 

夜になり、寝ていると少しましになり、横を向くと、小さい男の子、お母さんらしき人、おじいさんがいて金縛りになった。そして、小さい男の子が私の手を引っ張り、「一緒に行こう。」と言ってきた。身なりは着物を着ていて、ひとめで戦死者とわかった。その島は集団自殺があった所なので、たぶんその人達なのだろう。私が行かないと言うとしばらくして消えて行ったが、ものすごく怖かったです。ちなみに私は本島では、戦死者の幽霊は見た事はない。

翌日、友人にその事を話すと、友人は時々、軍人さん達が体の上を通って行くと言っていた。

戦後、何十年も経つのにまだ、成仏できていない戦死者がいる。毎年、沖縄慰霊の日には供養しているのに、それは意味のない事なのか?と思ってしまう。内地からえらいさん達が来て、テレビに放送して、お金だけ使って本当の供養にはなっていない事だろう。その島にも慰霊塔はあるし、毎年、供養している。どうすれば、戦死者達が成仏できるのだろうか?

世の中には、霊能者と名乗る人達がたくさんいるので、誰か教えて欲しいです。

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