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【140字小説】DAY6

遠く離れた県だった。展示を見終わり気に入ったのを購入し、観光はしないで、ぼんやりと空港へ向かうバスに揺られていた。突然心臓が動悸して脈が跳ね上がり、呼吸も乱れて私は驚いた。これは「私」じゃない。誰かが驚いたのが共振したんだ。脳裏にはある人の顔が浮かんだ。


「呼吸」


最初は、呼吸は、海の1分間の浜に寄せる波の回数と、幸せを感じている安定時の人の1分間の呼吸の回数がだいたい同じって、ちなみに18回だったかしら?、ていうとこから別の話を書こうとしたのですけど、説明だけで字数を食っちゃって、、、書き直して誕生しました。
構成を、もっと練れば良かった…!

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