7/25 『祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る。』を読んだ
面白かった。
初めて読む作家。
冒頭に世界の各国とそこが擁する学院の説明がされて、世界観をさっそく構築していくタイプだなと読んでいくと、さらに章の合間合間に登場人物紹介や新たな用語解説などが入ってきてて、構成が面白い。ソシャゲとかでのローディング中に出てくるTIPS的な。ジョジョの単行本での各話の間に挟まるスタンド紹介的な。意外と小説でこういうの見たことなかったな。
そしてそれが更に話の流れと合わさることでこの作品世界の様相がおぼろげに想像できて、最初に6か国6学院を説明し