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才能とは?

一応わたくし二年間ほど名古屋にある音楽の専門学校に通っておりまして。そこでいろいろな経験をさせてもらいました。僕の通ってた学校はいろんな先生がいて、それこそプロでバリバリに活動しながら学校で教えてる人もいれば、生徒として卒業してそのまま先生やってる人もいれば、まあいろいろです。

なので、学生時代に先生から言われて印象に残ってることを当時を振り返りながら、「今の自分ならどう解釈する?」シリーズをしばらくやっていきたいと思いまーす!

今回が第一弾となるわけですが、最初はタイトルにもあるように「才能」について。です!

「いや、結局この世界、才能だと思います。才能を越える努力もあるとは思いますが」

これは、ヘビィメタルバンドとしてメジャーデビューして一線で活躍してるドラムの先生の言葉です。

よく一緒に飲みに行ってたんですが、ある日先生と僕を含めた生徒二人で飲んでて、何故か?隣の席で飲んでたサラリーマン二人組と意気投合してプロの世界の話になった時、そのサラリーマンの方が「プロで活躍する為には何が大事ですかね〜?」と聞かれたことに対する先生の返答です。

いや、まあ、そりゃそうだけど、それ言われたら身も蓋もないよなあ、、、とその時思ったのを覚えてます(笑)

じゃあ「才能」とは?って考えた時に僕は2つに分けられると思います。

一つ目は何か新しいことを覚えようとする時、ある程度のクオリティに到達するまでの速度。そしてそれを維持していく、またはそこからさらに伸ばしていく能力。頭の中の思考が全く同じと仮定して単純な体の能力のことですね。全く同じ教えを受けて全く同じ練習をしても個人差はありますよね?あくまで思考の部分は度外視してます。いわゆる身体能力と呼ばれるやつです。

そして二つ目が思考の部分。同じ教えを受けてもそれをどう捉えて、どう自分の中で消化していくか。これはどんな練習をして身につけていくか、練習中にどんなことに注意して取り組むか、ということに関わってくると思います。

そしてこの2点に優れている人をいわゆる「才能のある人」と呼んでいると思います。

じゃあ「才能」って、先天的なもの?後天的なもの?

両方あるとは思いますが、僕は後天的なものの割合が大きいと思ってます。後天的なものと言っても生まれてから10歳くらいまでの間をどうゆう環境ですごしたか。がとても大事だと思ってます。エビデンスはありません(笑)。僕の周りの人達を観察(あえて観察という言い方をします)してての印象です。まあ才能ある人たちの幼少期を一から十まで全部見てるわけではないので断定はできませんし、じゃあどうゆう環境で育った子が才能を身につけることができるの?といえばまだ研究中です。ですが今のところ身体能力に関して言えば、成長するにつれ聞こえやすい周波数が変わってきたりするように、体の変化と関係してるのは間違いないと思います。思考的部分に関しては非常に難しいのですが、どれだけ自分の頭で考えたか。というのが重要ではないかと… ここの部分は非常に浅い考えです。

ただ楽器に関して言えば始めれるのが早ければ早いほど後に大成する確率は高いと思います。それに大人になってからでは身につけられない能力もあります。例えで言えば「絶対音感」なんかそうですね。

ボクサーの井上尚弥選手などに代表されるようにおやこだかが結果を残しているのもいい例だと思います。

ただ子供が自分一人でどうこうできる問題ではないので、周りの大人たちがどう接していくか!がとても重要だと思います。

ある程度ほっとく。             要所要所で助け舟をだす。          何かに自然と興味が持てる環境を整える。楽器だったりサッカー野球のボールだっりを自然に置いといたり、音楽を流したり、映像を見せたり。

と、いろいろありますがあまり周りの大人たち(ここでは特に親ですね)全部やってしまうのはどうかな?と思いますね。考える余地は残しておくべきだと思ってます。

最終的に子育ては大事だよね!という話になってしまいましたね!笑 

ちなみに僕には子供はいません。子供いないのに偉そうに言うな!という声も聞こえてきそうですが、あくまでいろんな人間を見てきた感想です。才能ある人が幸せかどうか?はまた別の話です。大人のエゴでは?とも少し思います。

現在子育て奮闘中の方、これから子を持つことになるであろう方が考えるきっかけになればなと思って長々と記事を書かせていただきました。

ちなみに僕なら選択肢をたくさん与えると思います。そして少しでも興味がありそうと思えば少しだけ背中を押すと思います。そして本人がやりたいという意思を確認したならば本気でサポートします。

そして話は最初に戻りますが、技術系のことの大半は、こと楽器に関しては僕も「才能」だと思います。と同時に先生が言ったように「才能を越える努力」もあると思います。たぶんそれは並大抵のことじゃないとは思いますが。

※音楽に正解はないです。あくまで僕自身の感想です


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