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叶えたいのになぜ迷う? トップモデルから学ぶ強烈な美学


こんにちは、心月です。
前回、ボクの考える夢について書きました。共感して下さった方も多く、SNSでもたくさんの感想をいただきました。

今回は頂いたご意見・質問に添えるよう、夢を叶えて実現する人はどんな特徴があるのか、また、あきらめるとはどういうことなのか?

ボクが敬愛する世界のトップモデル、故・山口小夜子さんのエピソードを交えて解説したいと思います。

夢をあきらめるかどうか迷うその前に、もう一度「本当の望み」を見直すためのヒントになればうれしいです。

“もっと高いステージの自分を生きてみたいけど、どうしてなれないのだろう?” 

そう思っている方は、この機会に、じっくり観察してみてはいかがでしょうか。心の奥で望んでいたあなたの本質に出逢え、大きくバージョンアップできるかもしれません。


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夢と聞いてあなたはどんなことを思い浮かべますか?

「素敵!」「絶対あきらめちゃだめ」「もっと現実を見ようよ」etc・・・夢に対して持つイメージはそれぞれ違います。

アーティストのように、自分の理想とする活動を追求することができ、ゆたかなライフキャリアにつながる生き方は「夢が叶う」わかりやすいカタチですね。

けれど実際には多くの人が大きな壁に直面し、途中であきらめたり、挫折を経験します。


叶えたい夢なのにどうして〇〇するの?  


「夢はあるけれどこれって叶うのかな?」
「現実を見ろと言われて悩んでいる」
「もう歳だし・・・」
「このまま夢を追いつづけてもいいの?」

現在夢を追いつづけている途中の人なら、どなたでもこんな風に不安に感じるかと思います。そして、一度は

「この先もあきらめずに進むのか」それとも

「そろそろあきらめるべきか」

の2つの選択肢で悩んだご経験があったでしょう。

むしろ、これまで一度も迷うことなく、夢に向かって一直線に走り抜けられる人の方が少ないのではないでしょうか。だからといって、ずっと悩んでいては消耗してしまいます。

「いつまで夢を追いかけていられるかな」と悩んで、その目標をあきらめそうになっている人は少なくありません。

でも、もっと多いのは“あきらめるかどうか迷っている”人です。

このままか、やめるのか・・・

“叶えたい夢”なのになぜ迷うのでしょうか?


それは、自分の理想とする姿を追い求めるときの判断は何を基準にしたらよいのか曖昧だからではないかとボクは思います。

もっと言えば「直視していない」のです。

ここからお伝えすることは、もし、あなたが夢をあきらめそうになっていたら、本当に手放すべきなのかどうかを見直す糸口になると思います。

また、夢をあきらめるかどうかを決める時の基準や、「自然か不自然か?」についても詳しくご紹介します。

この捉え方を知るだけで、生きるうえで迷いがなくなり、決断力が冴え、身体の奥で静かなパワーが生まれるでしょう。


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「ある」と「ない」の違いを知っていますか


まず、はじめに、あなたがその夢をあきらめる必要が「ある」「ない」のか。また、その違いを認識しているかどうか・・・このスタンスを持つことがとても大切です。

きっとあなたは、これまで時間もお金もたくさん費やして成し遂げたいことをやってきたことでしょう。そうやって一生懸命追いかけてきた夢を簡単にあきらめられる人のほうが少ないですよね。

それでも、夢をあきらめるかどうか選択しなければならないこともあります。せっかくここまでやってきたのだから、手放してしまうなんて勿体ない、と言いたくなるのが本音ですが、一方で、いつまでも執着してモヤモヤした気持ちで生きていても何も進歩しません。


場合によっては、人生が大きく変わってしまうタイミングもあるでしょう。いずれにしても、迷うこと自体がエネルギーロスになるのは言うまでもありません。

思えばボクたちは、「夢」や「望み」について議論する機会が少なく、自分の理想を語ることはあっても、それを持ちつづけるのか、手放すのがいいのか、見極め方を知らないに等しいのです。だからつい、曖昧な時間を過ごしがち。

というのも、ボク自身、「あきらめかた」を知りませんでした。

それが原因で闇雲にがんばるだけの不毛な時期もありました。

“努力が報われない”と感じ、悔しさから抜け出せず、気がつくとメディアが掲げるファンタジーだけを握りしめていた苦い経験があります。


逆に、「夢なんてあきらめたよ」という人のお話を聞いていても疑問を感じることもありました。

そう語る人の多くは、自分の気持ちに正直になって決断したのではなく《ただなんとなく》忘れてしまった、もしくは、いつの間にか情熱が冷めて、ゴールする前にあきらめていた・・と、不本意に生きているように感じていたのです。

疑問を抱いていたボクが辿りついた結論。それは、あきらめる必要が「ある」か「ない」か、自分で見極めることができるシンプルな考え方でした。

“なんとなく”夢をあきらめてしまうその前に、まずはこの見極める方法を活用してみるとスッキリ心の整理ができるかと思います。

では、具体的にあなたの夢をあきらめる必要が「ある」のか「ない」か、2つの基準をご紹介しましょう。

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コントロールできる・できない、に別ける



意図的なことを排除して、
そこから入ることによって
本質に触れることができる。    ————————「小夜子の魅力学」より


夢をあきらめなければならないものは、外部要因が大きく関っています。外部要因とは“自分ではコントロールできないもの”ということです。

身体的な制限や条件がある場合はわかりやすいでしょう。

たとえば世界基準のショーモデルには身長制限があり、「がんばって目指す」という選択の余地がほとんどありません。

同じように、パイロットになるには視力の制限があったり、バレエダンサーには受験資格に年齢制限が設けられている場合もあります。


身長や視力などは遺伝的な要素がほとんどなため、自分ではコントロールできません。条件を満たしていなければ、残念ながら夢をあきらめざるを得ないといえます。

また、目標の達成に「他者の感覚的なこと」が関わる場合もコントロールするのは難しいです。ファッションや芸術、音楽など、文化や国民性の評価が影響するケース、それぞれの感性といわれる分野ですね。

ボクが尊敬するファッションモデルの故山口小夜子さんは、現役時代、一度もウォーキングやポージングのレッスンをしなかったそうです。


なぜなら、

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