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経済の中心地茅場町にサステナファッションの発信拠点がオープン! ビル名発表!!

この度、MODALAVAの新大プロジェクトとして、「捨てない」をコンセプトにしたビルを、クラウドファンディングでの支援を資金源に今年の5月に開業することにいたしました!

ニュースリリースを次の通り公開しました。
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MODALAVA株式会社(本社:東京都港区区 代表取締役CEO:桂茉利子)は2月に立ち上げたクラウドファンディングプロジェクト「『捨てない』ファッションの聖地」をつくるべく、東京都茅場町に4階建てのビル一棟を借り、5月の開業に向けてオープン準備を開始しました。
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1.背景

 現在、日本国内での流通のために毎年40億点以上もの服が作られ、そのうちの13億点が新品のまま開封されることもなく捨てられているという現状があります。一度消費者の手に渡ったものまで含めると、日本の年間の衣服廃棄量は100万トンにものぼるといわれています。この膨大な量を生産するための作り手の犠牲、そして廃棄にかかる環境負荷は計り知れません。

 この現状にわたしたちなりの解釈で立ち向かうべく企画したのが今回の「『捨てない』ファッションの聖地をつくる」プロジェクトです。 
東京、茅場町にビル1棟を借りて、仲間作りを兼ねた資金調達を行いながらファッションの「明るい二次流通」の拠点となるべく開業準備をはじめました。

日本の「捨てないファッション」の 聖地を作る!campfire images-2

 「服ロス問題」がメディアに取り上げられ消費者も注目する今、ファッション業界全体としても避けられない問題として、多くの企業が「変わらなくてはならない!」と動き出しています。

 廃棄を減らすために私たちが必要だと感じるのは、今までの「日陰のマーケットのような二次流通」をく、「消費者からの逆商流を産みだすマーケットとしての二次流通」に作りあげていくことです。ビジネスモデルをデジタルネイティブ向けに再構築を行い、良いお洋服がたくさんの人に長く着られること、そしてそれがブランド資産としてメーカーや商社の利益になり、生産者へも還元されていくモデルを作ります。その結果、無駄な生産やセールありきでの見せかけの消化がなくなる未来を目指します。この「捨てない」ファッションの拠点をつくるのが今回のプロジェクトの目的です。

2.コンセプト

 上述のような大きな課題をひとつのベンチャー企業で細々と取り組んでいては非効率なため、日本中に分散する同じ問題意識を持つ仲間と力を合わせて様々なプロジェクトを進めます。

 その拠点として、あえてファッショントレンドの街ではなく、東京証券取引所や有名老舗企業の本社もある経済の中心地、茅場町を選びました。「捨てないファッション」は一時のトレンドではなく、消費者から始める経済活動です。消費者が「捨てない」ライフスタイルを「試着」できる場として、場の存在価値を高めていきます。

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 昭和に建てられた築50年のビルは、3月からリノベーションを行い、皆の力で形にしていきます。ビル名は 「nuwaste kayaba(ニューウェイスト茅場)」。

 多少のロスや無駄が出るのは仕方のないことです。消費者の関心も高まっていますが、ゼロにすることはハードルの高い試みです。そのため私たちMODALAVAは「少しずつでも透明性をもって消費者と一緒に解決して行くこと」が今できる最善の方法だと考え、これまでとは異なる「waste」の方法を模索していくという意味から「nu(new新しい)」 + 「waste」で「nuwaste」とこのビルを名付けました。nuwasteの取り組み方について、このビルから地元へ、日本中へ、そして世界へ、この場所からだからできる取り組みを発信していきます。

3.『nuwaste kayaba』の紹介

今後nuwaste kayabaは主にMODALAVAの様々なサステナブルプロジェクトの活動拠点となる他、エシカルファッションブランド等との共d同プロジェクトを行うシェアスペースとして活用していく予定です。4つのフロアーの使い道は次の通り:

■1階:貸店舗スペース、コワーキングスペース

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 27㎡のアットホームな店舗スペースで、カフェス兼コワーキングエリアとして改装予定。また、イベントスペースとしても利用でき、展示会、ポップアップショップ、セミナーなど幅広い用途にレンタルし、「捨てないファッション」をテーマとしたはブランド・団体はもちろん、ファッションを越えた様々なサステナブル分野で活動される方とシェアし、メッセージを発信していきます。

 現時点で既にアパレルメディアTopseller.Style や在宅縫製サービスMy Home Atelierとのコラボレーションが決まっています。
また、MODALAVAのサービスのひとつとして個人、スモールビジネスから大手法人までどなたでも相談いただける「すてない、さすてな 相談会」を提供予定。野菜くずからオフィス什器まで「手放したい、でも捨てたくない」ものについての相談を受け付けます(相談一件につき定価1,000円。プレオープン期間中は無料)。直接nuwasteに来場しても良し、LINEでも相談を受付ける準備をしています。また、買取サイドのジャンル別メンバーシップも募集中です。

 1階は誰でもウェルカムなオープンなスペースにしたいので、本格的開業したらぜひ遊びにいらしてください!

■2階:レンタルオフィススペース、シェア倉庫

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 2階にはおよそ15㎡の部屋と、広い収納スペース付きの和室があり、レンタルオフィス・レンタル倉庫として貸し出し予定。ワークスペースとして個人でも使えるよう居心地の良いスペースに改装していきます。

■3階:MODALAVA事業拠点

 3階は一部をレンタルスペースとして、MODALAVAの事務所兼倉庫となります。主にMODALAVAが4月から本格始動する子ども服のメンバーシップシェアリングサービス「コドめぐ」の物流センターとして機能。メンバーにシェアいただいた服が集められ、ここから全国のメンバーに配送されていきます。

■4階:オープンスカイラウンジ

 4階には屋上テラスがあり、オープンエアのイベントスペースとして仲間が集う場として夏以降開放していく予定。

4.クラウドファンディングの初速でわかった世間の関心

 2月末に立ち上げたビルの開業資金のクラウドファンディングは、公開開始5時間で目標の10%、3日で20%を達成しました。この世間の皆さまの反応の早さに私たちも驚きました!現在も支援者が増え続け、エシカルブランドとのコラボレーションにより新しいリターンも用意しました。


 ■今はここでしか手に入らないエシカルブランドグッズ

 完全受注制で無駄な廃棄の必要をなくし、環境・職人に配慮したアイテムを提供するTSU.NA.GU. から、オーガニックコットンパイルソックスを10足限定で。リフレッシュのための草木染イベントへのご案内も準備中です。

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 また、3Dプリンターを使うことで無駄になる端材が出ず、完全受注生産のアクセサリーブランドSeptemからは今回のプロジェクトのためにオリジナルデザインのチャームをご提供いただき、最大予定数量10個をリターンに追加します。

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 ■ビルの壁面を利用した広告スペース

 ビル1棟の可能性を活かし、壁面や屋内に広告を掲出いただけるリターンも追加します。様々なニーズや予算に合わせて複数パターンを用意しています。

壁広告

本オープンは5月を目指し、プロジェクト掲載終了の3月29日までに200万円の支援を達成することが目標となっています。

 現在は着々とビルの改装準備を進めています!少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひプロジェクトサイトをチェックしてみください!https://camp-fire.jp/en/projects/230729

 500円からご支援金を受けつけていますので、応援の程どうぞよろしくお願いいたします!

【お問い合わせ先】

MODALAVA株式会社
桂Jasmine茉利子
EMAIL: info@modalava.com
TEL: 03-6777-3322
nuwaste ホームページ



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