店で注文する時のプレッシャー
アメリカに住み始めてから最初の頃は気づかなかったことで、
最近になって気づいたことのひとつが、
店での注文時の謎なプレッシャーが存在すること。
レストランとかでは全然ないのだけど、
特にカフェとかセルフサービスの店で、
レジの前にたとえ自分しかいなくても、
店に入った瞬間から注文へのプレッシャーを感じるのだ。
店員はガン見してくるし、優柔不断にしていると、
無言のプレッシャーを与えられ、
後ろから人が入ってきた時なんかはますます早くしろ空気が漂い始める。
夫と一緒に注文する時なんかは特にこれがストレスになりやすい。
というのも、私1人だと、相手を待たせてイライラさせてること自体に気づかないこともあって(笑)、
夫が一緒だと、店員や後ろの人のいらいらを読んだ夫にも、どれにするの?!とプレッシャーを与えられて毎回ストレスを感じることになる。
この、アメリカ人というか外国人のイライラを読み取れないのって日本人あるある??
他にもたまに、夫にあの人嫌な顔してたよ、とか言われることがあるんだけど
そうするとまったくきづいてない自分の鈍感さにちょっとびびってしまう。
(例えばドッグランに小型犬の愛犬を大型犬エリアに連れて行くと、嫌そうな視線を浴びせてくる人がいるのに私はそれに全く気づかないとか)
自称HSPのくせにこう言うところは鈍感というか、
人種が違うから余計にわかりにくいと言うか。。。
話は戻り、、、
なんか、日本で注文するときにこんなストレス感じたことないなーと思って考えてみたところ、
私がそもそもこっちのメニューに慣れていないし、
全部英語でいちいち全部じっくり読まないと決められないのと、
元々優柔不断なのが重なって、
のんびりゆっくり決めたいのに、
店員に気を遣って瞬時に決めなきゃいけないという状況がストレスなんだと言うことに気がついた。
日本でも優柔不断なのは変わらないけど、
たとえメニューとかショーケース見ながら悩んでても、
迷ってる様子を店員さんが見れば別に普通に放っておいてくれる気がする。
その放っておいてくれるってのがこっちにはまずない!!
じーーっとみつめられて、ずっと待たれる。
待たなくていいから。笑
なぜ?!?
お客様は神様文化から程遠いうえ、あっちにはあっちのペースがあるというか、基本的にせっかちな文化(悪口笑)だからなのかな。
なので、夫には毎回せかさないでよ!とイライラして不満を言うのだが、
前にこう説明されたことがある。
「こっちの店員は日本人ほどpatientじゃないんだよ。
決めるのに時間かかってたから早くしろってのがすぐ顔に出るし、後ろの客もイライラするし、
ファストフードのドライブスルーなんかだと特に後ろの客にはぐずぐずしてると喧嘩売られることもあるんだから。」
と。
ひぇー!これが本当ならこわい。。。。
なので、最近は、セルフサービスのお店に行く時は、
スタバとかのようにすぐ欲しいものがきめられるとき以外は、
店員には「まだ決めてないんで」と、後ろの人には「お先にどうぞ」と先に言っておくことにするようになった。
まぁそれでも自分しか客がいない時は店員はガン見してプレッシャーかけてくるんだけど。笑
なんか、こう言う状況に限らず、
日本にいる時みたいに公共の場でのんびりぼーっとしてると、
実は周りにイラつかれてるのかもと思う今日この頃。
日本人の方が空気を読む文化だけど、
店員対お客さん関係に関しては、
お客様が第一!な文化じゃないアメリカにおいてはこっちが店員に気遣わないといけないんだなぁと改めて思わせられる。
ただ、こう言う文化なおかげで即決力が鍛えられるのはいいことなのかもしれないけど。笑
でもやっぱりじっくり選びたい。。
なので、アメリカに初めて住む方がいたら、
日本にいる時みたいな感覚は忘れて、
店員さん第一!に接してみたらうまく行きやすいかもしれません。笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?