ライターへの第一歩は何でもいいから「書く」、そして「読む」
ライター歴6年目、比嘉桃子です。
このnoteではライターになりたい方向けの記事を更新しています。
ぜひこちらもご覧ください。
さて、今回は「ライターになりたいならまず何をすべきですか?」という質問へのアンサー記事です。
前回書いた「未経験ライターが1記事目の仕事を獲得する方法」では、とにかく仕事を請けてみようという話をしました。
ここに書いたことは事実。ある程度基礎がわかったら、どんどん仕事を請けてみていいと私は思います。
ただ、そうはいっても自信がないという人もいるでしょう。
また、今は副業できる環境じゃないから準備だけしておきたいという人もいるかもしれません。
そういった人のために、「誰にでも踏み出せるライターへの第一歩」について書いていきたいと思います。
「書く」を続ける
ライターは、文字通り「書く」ことが仕事です。
もちろんそれ以外にもいろいろあるのですが、書くことからは逃れられないでしょう。
そのため、「書く」という行為に慣れておく必要があります。
まだ仕事を受注できる段階でないのであれば、まずはプライベートで文章を書く練習をしてみましょう。
ブログでも、SNSでも、自分だけに公開している日記でも構いません。
とにかく文章を書き続けられる環境を作ることが大切です。
初めのうちは、いざ書こうと思っても文章が出てこない人もいるでしょう。
でもそれで大丈夫。
「何を書けばいい?」「どう書けばいい?」と悩むことが重要です。
毎日悩んで、書いてを続けることで、少しずつ文章を書くことに慣れていきます。
気付いたらすらすらと文章が書けるようになっているはずです。
書いたら「読む」を癖づける
「書く」ことはもちろん大切ですが、それだけでは進歩は微々たるもの。
本当に力がつくのは「読む」という癖がついたときです。
何か文章を書いたら、必ず自分で「読む」という癖をつけましょう。
書いたときはもちろんのこと、一日後、一週間後、一か月後など、前に書いた文章を読み返すとより効果があります。
書いたときは完璧!と思っていても、数日経って読み返すとぐちゃぐちゃな文章だったということもあります。多々あります。
なぜなら、書いたその瞬間は主観でしか見られないから。
「私が書いた」というバイアスがかかっているので、なんだか素敵な文章に見えてしまうわけです。
数日経つとそのバイアスが解け、ある程度客観的に自分の文章を見られるようになります。
その状態で「読む」ということが大切なのです。
主語と述語がねじれていたり、論点がずれていたり、話が飛び過ぎて結論がわからなくなっていたり。
自分の文章の悪いところや悪い癖を、しっかりと見つめましょう。
修正するときは、人の文章を参考にしてみること。
自分の引き出しにある解決策だけで進んでいくと、一辺倒の書き方しかできなくなっていきます。
他の人はどのように伝えているのか。
それを本やWEB記事をたくさん読んでインプットし、自分の文章にも取り入れてみてください。
これも、他人が書いた文章を「読む」というトレーニングとなります。
文章に触れる時間を増やしていく
「書く」ことと「読む」こと、どちらを欠かしてもライターとしては成長が止まってしまいます。
毎日その双方に触れる時間を作ることで、文章への意識を高めていくことが重要なわけです。
今やライターは「私、ライターです」と名乗ればすぐにでもなれてしまうような時代です。
なりたいならなってみたら?というのが私の持論ですが、準備からじっくり始めたいという方はぜひ「書く」「読む」から始めてみてください。
ライター・編集 比嘉桃子(Twitter)
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