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記事を書くスピードが遅い人は〇〇している時間が長すぎる

こんにちは、フリーライター/編集の比嘉桃子です。


みなさんは記事を書くのにどのくらい時間がかかりますか?

たとえば3000字の案件。
1時間で書ける人もいれば、10時間かかる人もいることでしょう。

もし記事の単価が3000円だとしたら。
1時間で書ける人は時給3000円ですが、10時間かかると時給はなんと300円です。
同じ単価で記事を書いているはずなのに、かなりの差ですよね。
最初から時給300円の仕事とわかっていれば、受けない可能性だってあるでしょう。

なぜこうもかかる時間が違うのでしょうか。
もちろん要因は1つではありません。
・タイピング速度
・リサーチ能力
・経験
・通信速度
などいろいろな要因が絡み合った結果でしょう。

そうして考えられる要因の1つに、「考えすぎ」というものも挙げられるはず。
考えたり悩んだりしている時間が長すぎて、総合的に記事に時間がかかりすぎている人って多いと思うんです。
今回は、そうした文章を考えすぎてしまう人への解決策を提示させてください。


ライターさんの中には、「文章を書く前が1番時間がかかる」というお悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
どういう書き出しにしよう、何をどのように表現しようと、考えすぎてしまうようです。

もちろんそうして事前に頭の中を整理した方が書きやすい方もいるでしょう。
しかし、文章について考えすぎて、時間を無駄にしている人がいるのも事実なのです。


文章って、書き出しが一番難しいと思っていて。
私はこのnoteを「こんにちは」などといったありきたりな言葉で始めることが多いのですが、これはわざと。
書き出しに悩むと何も書けなくなってしまうので、何も考えずとも書き出せる「こんにちは」という5文字をタイピングすることで、気持ちをオンにしている次第です。

少し書き出してしまえば気分がノって書けるという人はおそらく少なくないはず。
であれば考えている暇はありません。
あとから修正なんていくらでもできる。
まずは「悩むな、書け!」というわけです。


案件にもよりますが、私は記事の依頼をいただいたら多くの場合リサーチと構成を先に終わらせます。
そしてその後は思いつくままにライティング。
細かいことは何も考えず、とにかく書きたいように書きたいことを綴っていきます。

そうしてできたプロットは、誰かに見せられるようなものではありません。
誤字脱字だらけ、文章の繋がりは意味不明、文末表現重複しまくりの文章です。

でも、それでいい。
ここまで作れてしまえばこっちのものです。
自分の文章を読み直し、「なんだこの文章」とかクスクス笑いながら記事を整えていきます。
そうして提出できるところまでクオリティを高めていくのが、私の1つのやり方です。

最初の見出しに追随する文章が思いつかなかったら、途中の見出しから書いたっていい。
まとめから思いついたのであれば、まとめから書いたっていいんです。
とにかく思いついたことをどんどん書く。
「書く」を始めなければ、記事は完成しないんです。


ライティングのやり方は人それぞれでいい。
私のやり方を絶対に真似しろとは言いません。
ただ、書くスピードを早くしたいと悩んでいるのであれば、ぜひ一度試してみてください。
劇的な改善が見込める…かも。

お試しあれ〜!

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