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メタルギター野郎のジャズ(基本の伴奏編)

曲に入る前にまずやはり伴奏の基礎中の基礎の知識を蓄えておきたいと思う。前にも書いたけど、やはり伴奏できないと何もできないからね。 Key=Cにおけるスリーコードよくコード進行の基本中の基本として「スリーコード」というのが上げられる。これは以下のような進行になっていると思う。 時々GがG7だったりするかもしれないが、こんな感じだろう。 ジャズの場合ジャズの場合は伴奏で三和音を使う事はほぼ無い。そもそも三和音がわからんという人もいると思うけど、音楽理論的な話ってまずこの辺

    • メタルギター野郎のジャズ(概要)

      メタルギターのオタクは、とりわけジャズフュージョンに謎のコンプレックスを抱えこんでいたりするから、ここでは何となくそれをほぐしていこうっていうノリの記事である。そもそもメタルギター野郎の苦手なものは何かというと 五線譜 音楽理論 アドリブ よくわからん4和音のコード それにテンションなんか付いてたら死ぬ まだまだ他にも沢山あると思う。ジャズの方面に立ち寄る事でこれらが一発で解決しそうな匂いがそこにはあるのだろう。じゃまあ実際に解決すんのかって話を深掘りしていってみ

      • [3.5] Saint Deamon - League Of The Serpent

        2006年にスウェーデンで結成されたバンドSaint Deamonは、Ronny Milianowicz(ex.Dionysus)、Magnus "Nobby" Noberg(ex.Dionysus)あたりの旧Dionysusのメンバーが中心となっているパワーメタルバンドである。 まず冒頭の動画にあるような6/8拍子の非常にモーダルでありトラッドな曲から初まり#2 はバキバキのパワーメタルぶりが健在だ。従来のSaint Deamonから何も外れていない このGates o

        • [4.5] Kamelot - The Awakening

          紛う事なき俺的な名盤。2023年リリースでは一番聴いてる。 まあプログレッシブな路線も若干匂わせるが(最近の奴はどれもそんな感じやろw) #1はintroだが#2からして俺的に好きな構成。いわゆる「メロスピ」のような早いテンポはなく、ややミッド寄りのテンポだが、このバンドはもうこれでええやろ。#3のマイナーキーのコード展開のなーんかくっさい感じもええやない。これはPVあるから貼っとくわ まあ最近は速いギターソロも当然のようにフューチャーされるが、このバンドはやっぱ歌メロ

        メタルギター野郎のジャズ(基本の伴奏編)

          [4.0] Angra - Cycles of Pain

          まあこのバンドはほぼオリジナルメンバーが残ってないんだろうけどRafael Bittencourtが居れば何とかなるバンドなんやろうと。1曲目からゴリッゴリのパワースピードチューンで押しまくり。正直これだけで飯が食えるくらいの往年のメロスパーガッツボーズw的な要素があると思うんだけど、Temple of Shadowsあたりから色濃くなってきたプログレ色がアルバム全体に色濃く出てんだよね〜、唐突なリズムチェンジやら、変拍子、ディミニッシュ系のスケール。確かにプロダクションは素

          [4.0] Angra - Cycles of Pain