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6.中学時代、気になるあのこ

♪気になるあの娘の頭の中は
 ふつう ふつう 割と普通

気になるあの娘/相対性理論


今日は、中学時代のお話を少し。

気になるあのこ。
Aちゃん。いや、Aと呼んでいた。

中学時代、憧れに近い存在の友達がいた。
勉強家だけど、音楽や遊びもよく知っていて、お洒落で絵や文字のセンスがあって(よくお洒落な手紙や彼女がデザインしたという年賀状をくれた)、
夏休みに家族で海外旅行に行ったりと垢抜けていて、そんな彼女と仲良いのが嬉しかったし、誇りだった。

私の学生時代はRADWIMPS全盛期で、バンドだとRADWIMPSかBUMP OF CHICKENか。
彼女と私はRADWIMPSに夢中になり、一緒に地元の図書館でCDを借りてiPodに入れたりしてた。
音楽好きなお父さんのCD棚から、LOVE PSYCHEDELICOなど初めての音楽を教えてもらったり、相対性理論、サカナクションとか聴き漁ってた。

高校生になって、彼女と彼女のお母さんと三人で遊びに行った事がある。
エスニック料理のお店で食べたことがないようなご飯を頼んだこと、二階建てか三階建てのインテリアのお店で雑貨とか見たこと。
ぼんやりと覚えている。

卒業してからもたまに連絡していて、時々会っていたが、二十歳近くに私の不義理で会わなくなってしまった。


もう一人、音楽が好きで、絵や創作が好きな友人がいた。
名前は、M。
その子とは、中学時代はそんなに関わりはなく、卒業してから友人の友人として仲良くなった気がする。

今も好きなフォークデュオは彼女から教えてもらったものだし
皆で集まるときにはギターを持ってきてぽろぽろと弾いてくれ、格好いい人だな、と思っていた。
その人との別れも、たぶん私の不義理のせいだと思う。


ふたりとも、今どこかで元気にしているのかな。

いつか。もしまた会えたとしたら、どんな事を話そうか。
笑い合って話せる日が来るのかな。

そんな事を夢見ながら、確かにあった楽しい日々と別れを慈しもうと思う。

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