水泳はじめる前のわたし

2年前の夏に泳ぎ始めて、私の人生は大きく変わった。

今日は水泳を始めるまえの自分がどんな感じだったか振り返る。水泳を始める前の私の生活はこんな感じ。

月から金までフルタイムで仕事。仕事後はすぐに小学生の子供二人の待つデイケアへお迎え。帰宅後、息つく間もなく夕飯の支度、食事、片付け、洗濯、子供のシャワーの手伝い、寝る準備、翌日の準備して就寝。なんの楽しみもなかく、ただただせわしない毎日。朝は5時半ころ起きるので夜はもう10時半くらいには寝ないと眠くて起きれない。仕事中眠くて、特に午後がつらい。そんな毎日だった。

フルタイム勤務になんとか体は慣れていたが、寝不足だったり、疲れがたまってか、めまいを起こすようになっていた。めまいが続いて、耳鼻科に相談にいったこともある。結局原因もわからず、思ったような解決法も得られず。足先が冷えて、夜疲れている割にはすっと寝付けない、そんな日も多かった。

めまいが起こってからは寝不足だけは改善しないといけないと思い、足先が冷えたまま布団に入ると眠れないので、夜寝る前にストレッチを5分くらいして血の巡りをよくしてから布団に入るようにした。それから、やったりやらなかったり細々と続けていたヨガのスーリヤナマスカルAという一連の動きを思い出し、軽く5分くらいすると体が温まるので、体が温まったところで布団に入るようになった。寝つきが良くなって、めまいがあまりでなくなった。

そんな感じの体調だったのだが、水泳を始めてガラリと変わった。

夜寝る頃の時間になると、疲れて布団に入ると同時に寝れる。なぜだかわからないけど、寝ている間も朝まで足がポカポカする。眠りの質がよくなったせいか、以前と同じか、多少短い睡眠時間でも目覚めが良い。めまいは全くなくなった。

水泳を始める前は、仕事帰り、気分を切り替えるいい手段がなくて、必ずしもお腹が減っているわけでもないけど、帰りの車中でおやつを食べるのが日課だった。が、泳ぎ始めてからはおやつは食べなくてよくなった。水泳で気分転換ができるからだ。泳がない日に比べると、夕飯の支度が少し慌ただしく、夕飯の時間も少し遅くなるけど、運動後の食事は美味しいし、何より気分が良い。

そんな感じで、生活にメリハリがでて、精神的にすごく明るくなった。それまで夢中になれるものや、大好き!とこころから言えるものがなかった自分に、毎日楽しみにできるアクティビティが見つかったことも、すごく幸せに感じた。40歳すぎまで生きててやっと出会えた!そんな嬉しさでいっぱいだった。

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