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アラサーですが、会社を辞めてライターさんのアシスタントになります

今月から、木村咲貴さんのアシスタントとして働くことになりました。何の取り柄もないアラサーが会社を辞める決意をして、アシスタントになった経緯を書いていきます。

専業ライターとしての道を模索する


昨年末。会社で膨大な量の経費精算を処理しながら「あぁ……やっぱりライターになりたい」とため息を付く日々。

2年前から副業ライターとしてちょこちょこ活動はしていたものの、どうしても書く仕事を本業にしたかった私は「来年早々には会社を辞めてフリーライターとして独立しよう」と決意を新たにしていました。

が、

私の文章力、本当に大丈夫?基礎できてる?

このまま独立しても仕事をもらえるのか?生きていけないのでは?

そんな思いが頭を駆け巡り、モヤモヤする日々を過ごしていました。

書く仕事をこれからずっと続けたかったら、独立を急がず編集プロダクションやWeb制作会社に転職すべき?などぐるぐる考えていたとき、木村咲貴さん(以下さきさんと書きます)の「アシスタント募集」ツイートが目に止まりました。

募集要件は、「お酒が好きで、書く仕事がしたい人」

募集がきっかけで初めてさきさんのことを存じ上げたのですが、ご経歴を拝見すると日本酒市場(日本、海外)にとっても詳しい方らしい。さらに、書かれている記事を拝見して「丁寧な取材、何の引っかかりもなくスッと入ってくるような文章……すごい!」感銘を受けました。

さきさんのもとで学びたい、日本酒は詳しくないけどこのチャンス、飛び込んでみるべきでは!?と勝手に気分が高まり、面識もないままおそるおそるTwitterにDMを送ったのが始まりでした。

日本酒は詳しくないけれど、アシスタントになりたい


少し話がずれるのですが、私には二つの目標があります。

・食に関する事象を掘り下げられるライターになる
・人の想いに耳を傾け、言葉を丁寧に紡ぐ取材ライターになる

幼い頃から食べることが大好き。大学では食品学を専攻していたこともあり、将来は食に携わる仕事がしたいと思っていました。しかし、新卒の就活は失敗に終わり、仕事で食に関わるのはもう無理か……と半ば諦めていたときに、ライターという職業に出会います。

ライターなら、言葉を通して食に関われそうだと思い、今後活動するにあたって「食」は大切にしたい軸の一つにしようと決めていました。

また、私は「取材やインタビューが得意なライターになりたい」とも思っています。あふれでる人の想いを言葉に乗せてきちんと届けて、誰かの心を動かしたり、少しの行動を後押ししたりできるきっかけを作りたいからです。

さきさんのもとで日本酒の専門知識を深められたら、私自身の視野はきっと広がる。さらに、感銘を受けたのが取材記事であったことから「取材のいろは」も絶対に学び取れるはず……!とアシスタントに応募しました。

面談では、自分の目標や、こんなライターになりたい、今後はこんなふうに活動していきたい、と言葉足らずながら一生懸命話をした記憶があります。

とはいえ、日本酒の知識はほぼ0だったため、アシスタントにはなれないだろうと諦めていたのですが、後日「採用」のメールが届いたときは自分の目を何度も疑いました。面談の時間をいただけただけでも光栄だったのに、アシスタントに選んでくださったなんて!

採用後、どうして私をアシスタントに?とお聞きしたら「近藤さんが望むものと、提供できる環境がマッチしたから」とのことでした。本当にうれしかったですし、自分の想いや将来なりたい姿を拙いながら伝えることができて良かったなと、胸がいっぱいになりました。

大切にしていきたい姿勢

期待以上の成果をあげるアシスタントになります!!と自信満々に言いたいところですが、残念ながら器用な性格ではないのでご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。

それでも、さきさんに対してはもちろん、今までお世話になっている方、これから出会うであろう方々にも「真摯に、誠実に向き合う」ことは誰よりも大切にしていきます。

文章に対しても同じです。日々の生活の仕方、向き合い方は言葉にも表れるはずなので、一つひとつを丁寧に真剣に、取り組んでいきたいと思います。

昨年末に決意した通り、この春にはフリーライターとして独立します。今回のアシスタントへの採用は、自身の独立を大いに後押ししてくれる素晴らしいご縁でもありました。

日本酒は好きだけれど、知識を持ち合わせていない私が、アシスタントになっていいのかな……と頭をよぎることもありますが、そんな私を採用してくれたさきさんには感謝しかありません。

文章のことも日本酒のことも、楽しみながらどんどん吸収していきたいです!

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