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夫の家族と旅行に行ったら、想像以上にリラックスできた

ここ最近、仕事が忙しく残業続きの日々を送っていた。こうしてnoteを書く時間も思うように取れず、心身ともにクタクタ。

仕事疲れを引きずった顔で夕飯を食べていると、ふいに夫から聞かれた。

「親が、今度の土日で旅行に行くらしいけど、俺たちも良かったらどう?だって。場所は御殿場-箱根付近らしいよ」

旅行……そういえば今年に入って一度も行ってないし、この疲れはどこかでリセットさせたいな。行かない選択肢なんてない。

「行く!」

と二つ返事で話に飛びついたはいいものの、

『義両親と旅行とか話持つかな?そんなに長い時間一緒にいたこと無いし……』

『気を利かせて動かないと"ダメ嫁"認定されてまう……』

そんな心配ごとが後からどんどん膨らみ目の前にやってくる。

何も考えず行くって言ったの大丈夫か?と思ったものの、不安を潰す時間の余裕もなく、気がついたらあっという間に当日を迎えていた。

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朝7時。いつもなら眠さで身体を起こすのもかったるい時間だが、その日は自然と目が覚めて、身支度も辛くなかった。

少ししてからお義父さん運転の車が自宅の前に。車を持たない身にとって、移動手段が目の前に止まってくれるのは本当にありがたい限りだ。

自宅を後にし御殿場インターへ向かう車の中では、チェックインまで何をする?という話に。

聞かれても、行きたい場所がパッと思い浮かばない。下調べしておけば良かったと悔んでいると

「さわやかはどう?」とお義母さんから提案が。

さわやかとは、静岡県内のみにチェーン展開するハンバーグレストラン。テレビやSNSで見かけるたびに、さわやかのハンバーグを一度は食べてみたいと思っていた。

知ってます!一度行きたいと思ってましたと即答すると、話題はさわやかで持ちきりになり、車内が一気に活気づいた。


御殿場インターのコメダでのんびりモーニングを楽しんだ後、私とお義母さんは、入店整理券を手に入れるため徒歩でさわやかへ向かった。

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さわやか御殿場インター店。となりには富士山

オープン1時間前にも関わらず、店の外にはすでに行列!お義母さんいわく、これでもまだ少ないほうらしい。

並んでいる間に、近況報告。私は昨年転職した職場のことを話し、お義母さんには夫の弟君が買った新車のことと、海外の大学で勉強を頑張っている妹ちゃんの近況を聞いた。

待ち時間に会話が持たなくなったらどうしよう、なんてことを考えることもなく、時間はあっという間に過ぎた。

圧倒的に空気が綺麗で、からっとした陽気だったこともあり、並ぶのを苦に感じなかったのも良かった。


オープンと同時に入れる整理券をゲットして、いざ入店。

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お待ちかねのハンバーグ。

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中が想像以上にレアで驚いたものの、生っぽさは一切なし。ほおばると肉そのものの旨みと肉汁を存分に感じられて美味。ご飯が進む進む。

火を通し過ぎないやわらかい食感こそが、さわやかハンバーグの魅力だと感じた。

口コミにはボリューム満点、肉肉しいとの書き込みが多かったが、個人的にはあっさりしていて食べやすいと思った。男女問わず人気な理由が分かる。

自分の目で見て味わうのが、一番大事だなぁ。

また行きたい!ごちそうさまでした。

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箱根町港で芦ノ湖を見渡しながら休憩。

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やっぱり、肌に触れる風が気持ち良い。

ストレスや緊張で張りつめていた気持ちが、ゆっくりほどけていく。


いよいよ、仙石原のホテルへチェックイン。

割と広めの部屋だとは聞いていたが、

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リビングあり、

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ダイニングあり、

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小上がりあり、と何とも贅沢な作り。

ベッドルームも別にあるためそこで過ごすこともできたが、私の足は自然と広々としたリビングに向かった。

夫とお義父さんお義母さんと話したり、話さなかったり。窓から見える緑を何もせずぼーっと眺めたり。そんなゆったりとした時間が流れる。

同じ部屋にいながら変に詮索されることも干渉されることもなく、リラックスして過ごせた。旅行前に抱えていた心配の種なんて、単なる取り越し苦労でしかなかった。

ああ。夫の両親と家族になれて良かったな。実の親と過ごすのとはまた違って、とても居心地が良い。

そう思えることの幸せを噛みしめていたら、あっという間に夜が更けて、いつもより深い眠りについた。

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翌朝。チェックアウト後、車は帰路へ向かった。私は貧乏性なので、帰宅日も予定を詰めてしまうタイプだが、義両親の無理のないスケジュールにさすが大人の余裕を感じた。

昼前には自宅に到着。お義父さんお義母さんに改めてお礼を伝えて、二人を見送った。


気軽に旅行ができるご時世に戻るには、まだ時間がかかりそうだ。しかし、今回の旅行を通して日常から一歩離れて過ごす時間が、心身のリフレッシュには不可欠だと改めて感じた。

そんな時間を、夫家族と愉しめたことに感謝。少しの名残惜しさを胸にとどめながら、また日常に戻ることにする。

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