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迷ったら後悔しない方を選ぶ


「親父がもう長くないかも…」と
お父さんから電話があった。

おじいちゃんの身体の何らかの数値が
明らかに下がっているとかなんとか。

引越しでバタバタとしている週だったのだけど
車を手放すこともあって
片道約3時間かけて行ってきた。

最近は、当たり前にあるものほど
大切にしたいという思いが強いからか

いつかここに来ることも無くなる時が
来るのかな、なんて考えてしまった。

ちなみに、おじいちゃんもおばあちゃんも
何も変わらず元気だった。笑

でも行ってよかったって思ってる。

ただ一緒の空間にいて
一緒にごはんを食べて。

ただ会えるだけで嬉しい。
顔を見て話せるだけで安心する。

そう思えるのが
大事な人や家族なんだと思った。

お土産をみんなで食後に

ちょうどひとり暮らしを始めたこともあってか
おばあちゃんの畑でとれたじゃがいもとお米を
もらえたことが嬉しくて嬉しくて。

今までは当たり前に受け取ってしまっていたけど
ありがたいなって心から思ったし
おいしくいただこうって思った。

なんだろう。

いつか終わりが来るって思うだけで
こんなにも今あるものの
ありがたみを感じられるとは。

ついつい日々に追われてしまって
色々と大事なことほど後回しにしてしまうけど

自分にとって大事なものを
大事にできるくらいの余白は
常に持っていたいなと改めて思った。

とは言いつつ、たまにお父さんからの
電話をスルーしてしまうから
ちゃんと出てあげないとだ。笑

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