疲れたので色々とやめます。
「自分で仕事がしたい。」そう思ったのは26歳の時。21歳で上京したことをきっかけに、他人の人生を生きるようになった私が「自分の人生を生きたい」と思うようになったことがすべての始まりでした。
その時はわからなかったけど、わたしにとって、自分で仕事をすることは、自分の人生を生きるということなんだと思います。
自分の人生を生きたいと思った26歳
今から8年前「何か自分でしたい」「雇われずに自由に働きたい」と思い、個人でできる仕事や資格などを模索しはじめました。
「何をするか」から始まったので、とにかくはじめはパソコンですぐにできそうなことに取り組むことから始まり、そこから飛行機に乗って毎月東京に行って講座を受けたり、スクールに通ったり、いろんなスキルを各地に学びに行きました。
しかし、どれだけスキルを身につけようと探しても、途中でやめてしまうので「自分は何ができるのか」を知るために、自己分析やら占いやらも色々と受けてきました。なぜそうなるのか?が気になってしまうので、その占いの知識まで探求しました。占いは当たる当たらないじゃなくて、人間の心理や人生の過程での精神的成長段階を知るために使うものだとわかりました。
(そこで出会った占星術の概念や哲学はずっと大好きで、自分と他人のことを理解するためには私の1番の財産になっています。)
興味のあることは全部探求しました。
本は何百冊読んだかわかりません。
何人ものコンサルやセッションを受け、
いくつものオンラインサロンにも参加しました。
副業やフリーランスとして「なんの仕事をするか」の大量の「なんの」を探すことから始まり(デザインやらコーチングやらそれはもう色々…)、人間として本質的なこと、心のこと、身体のこと、思考や哲学的なこと。
ビジネス、起業、経営、マーケティング、さまざまな働きかた、NFTなどなど、、
少しずつ業務委託などで副業をしながらも、
圧倒的に学びの期間が長かったです。
また、プライベートでは結婚と離婚を経験したので、パートナーシップについても探求しました。誰かと生きることは、まずは自分を生きる必要があるとわかりました。
知識を経験に変えた2022年
去年から流れががらっと変わりました。気づけば色々と仕事をうけるようになりました。そしてキャパオーバーになったことをきっかけに、人にお仕事を依頼してお金を払うようになりました。
すでにある仕事ではなく、自分の売り上げから新しくサービスを作るために投資(外注費)をするようになりました。ここで「仕事は受けるものではなく、自分でつくるものだ」という概念が私の中につくられました。
そして、組織の中ではなく個人同士で仕事をすることで、自分の特性がよりいっそう分かるようになりました。そして、会社の仕事と個人の仕事は全く違うということ、個人事業主とは言え、本当に色んな人がいるということも大きな学びとなりました。
私は「仕事はつくるもの」と思うようになっていたので、スキルや強みがある人を見ると、どうしてもその人だからこその「仕事」をつくりたいと勝手に思ってしまうのです。ただ、あまりにも「仕事は受けるもの」と思っている人が多すぎて、私の心は折れました。。
積み上げてきたものをリセットする
…とこれまでの流れをざっくりと書いてきましたが、今日の本題についてやっと書いていきます。このように何年もかけて学んできた知識や経験と学びが混ざりあっている今、あえてすべてをリセットしよう、と思っています。
なんて伝えようかな、と考えると言葉を選んでしまうので、思ったことをそのまま書きます。
要はもう自分の感覚を大事にしたいんです。自分として、自分が持っているものを社会で活かす。自分で生きることを仕事にしたい。
お金がどうだとか、将来がどうだとか、何のスキルがあって何の肩書きがあって、自分は何者で、とかもうそういうのはいいんです。起きてる間、ビジネスの情報を自分に流し込み、何かを見つけるために本を読み漁り、いろんな人の発信を見て、カタチにしたくてコンサルを受けて。日々ここにはない何かを探し、外側に目を向けては考え続けることにもう疲れてしまいました。
自分というものを何かの形にしたかった。その一心で私は必死になっていた。でももう私は私でいい。ありのままの自分を表現することで、それが自分の「カタチ」になればいい。不要なものをそぎ落とし、大事なものをちゃんと大事にしていく。そうやって純度が高まったり、自分としての「カタチ」がはっきりすることが、本当のブランディングなんじゃないかなって思うんです。
こんなことを考えていたら、まるでサナギから蝶に変化する時のようなイメージだなって思いました。
なので今までの自分がやってきたこと、お金を払ってたくさんインプットしてきたこと(参考に調べてみたら、アウディの新車が余裕で買える金額だった…)その延長線にあったビジョンなども全部一旦リセットします。
自分の内側にあるものをカタチに
リセットしてどうするか?というと、
自分の感覚で動く
自分の内側から湧き出てくるものを出す
ということをやってみます。言うならば、今までは「外側」にあるものをインプット(蝶で言うと、青虫として葉っぱを食べる)していた。
だけど、その食べたものでできた身体(細胞)を溶かして、古いものは手放し、成長した新しい自分の姿を(蝶へ)外に表現してみたい。そしてより広い世界へ羽ばたいていきたい。そんな感じ。
今まではきっと、なんだかんだで自分で作った「仕事」という枠や、「何者か」になることを必死に追いかけていたんだと思います。
でももうどんなに探しても「自分」にぴったりのものは外側にはないって気が付きました。だったら自分がそのまま形になればいい。これまで蓄えてきたものと、自分に元々備わっていたものがどう成熟して、それで何ができるのか。感覚を頼りに歩いていく。今の地点では見えないからこそ、どこに導かれるのかを楽しみにしたいと思います。
それぞれの仕事をつくることはやっぱりしたい
色々リセットするぞと決めたものの、それぞれの「仕事」をつくりたいという想いだけは消えませんでした。ここには強い想いがある。でも私自身がまだ「仕事」という枠にとらわれていたので、まずはここをぶっ壊す必要があったんだと思います。
とことん自分を生きること、自分の中にあるものを活かし、自分を生きることを仕事にするということを体現したい。だけど決まった「カタチ」に沿わないってほんとに怖い。どうしても正解を探してしまう自分がいます。
でも、そんな葛藤を抱えながらも「そうしたい」と思う自分を大切にしたい。これから色んなことを手放したり、続けなかったり、逆にやってこなかったことをやったり、といろんな変化があるかと思いますが、それはまた書いていきたいです。
全ては自分を生きることが土台になる。どんな仕事をするのか、誰と一緒にいるか、よりも大事なことは「自分が自分を生きて、自分の生きたい人生を生きる」ということ。とっても抽象度の高いことではあるけど、もう絶対に絶対に大事なことなんです。ここが全てに繋がる。だから、何よりも「自分」に目を向けて欲しいなって思います。
そしてそれと同じくらい大切なことは「自分の内側」を大事にするということ。頭じゃない。感覚だったり、想いだったり。考えずとも感じられるもの。湧き出てくるもの。誰にも何も言われずとも自然に思うこと。それが正解。
最後に
ここまでお読みいただいた方はお分かりかと思いますが、私は生きながら色んな事を想い、考えることがとても好きなようです。(笑)要は哲学が好き。色んなコトモノがある時代だからこそ、その中で本当に大切なこと(本質)を大事にしたいって思います。
なので仕事や働きかたとは言え、自分を生きること、自分の人生を思いきり楽しむこと、その中に自分の仕事があり、大好きなパートナーや家族、仲間がいる。どれも大切で全ては自分から繋がってる。
私が心からやりたいこと、それは一人一人が本当に大切なことを大切にする、そんな仕事や働きかたを実現するということ。
そのために、自分なりの「哲学」を発信していきたいです。そのままの自分でいい、それがカタチになる。
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