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「現実的に考える」ばかりの人生なんて面白くない


先日、これからの働き方や仕事で悩んでるというフリーランスの知人の話を聞きに、久しぶりに会ってきた。

個人で働くって自由だけど、良くも悪くも常に自己決定していけるから、あれこれと考えて、理想と現実を天秤にかけては、結局現実的な安心のための仕事や働き方をし続けてしまうことって多いなと思った。

もっと仕事を増やさないと。やりたいことよりも、もっとお金になることをやらないと。もっとスキルを学ばないと。もっと人のために頑張らないと。って。

でも、どこまでいったって満たされない自分がいて、「ここからどこに向かっていけばいいんだろう??」と方向性を見失いながらも、目の前のことを一生懸命にこなすしかなくて。自由なのに、不自由。過去の私もそうだったなって色々と思い出した。

つい最近、映画マトリックスを初めて観た。いまさらすぎるけど、もう本当にすごい映画だと思った。仮想現実というのは、私たちの思考のことだよね。

自分たちがいつも気にしている他人とか社会は、もしかしたら自分自身がつくりだした幻想なのかもしれないわけで。しかもこれからはAIの進化によって、何がコンピューターで何が人間かも、ますますわからなくなってくる。

こないだTwitterで流れてきたツイートで「amazonから確認の電話があって、人間のように話してたけどたぶんコンピューターだった。」と言っていたし

美容系サービスのライティングをしている知人も、AIで作成された架空の女性の画像を使って、商品の宣伝をしてるって言っていた。

ということは、、、??

私たちが耳にする、目にするものは、もしかしたら「架空」のものかもしれないってこと。

「このくらい痩せていないといけない」「いくら収入がないといけない」「何歳までに結婚しないといけない」

こんな情報すらもよくよく考えたら、誰が決めたのか?って話なわけで。そんな得体の知れない何かによってつくられた価値観に縛られるなんて、自分の人生を支配されてるのと一緒じゃない?!?!

…と、知人に会ったのがちょうどマトリックスを観た次の日だったので、熱く語ってきた。笑


で、何が言いたいかというと、もし「本当はこうしたい!!」という思いがあるのに「現実はこうだから…」と思っていることがあるとしたら。

その思っている「現実」はもしかしたら、自分が作り出した仮想現実かもしれないよ、ということ。

マトリックスの名言「心を解き放て」という言葉を、あれから何度も何度も自分に言い聞かせてる。

思考に囚われていてもそこに自由はない。自分の心から湧き上がるもの、信念、感覚こそが、自分にとっての真実であり、そこに従って生きることが本当の自由で、自分の人生を自分でつくっていくということなんだと改めて気付かされた。そんな映画だった。


もし、今ある不安や恐れも幻想だとしたら…?そんな見えないおばけみたいなものによって、挑戦も変化もない人生で終わるなんて悔しすぎる。

だからと言って、現実から目を逸らすのではなくて、現実は自分の現在地。しっかり地に足をつけて、そこから自分の心が赴く方へと歩いていきたい。

マトリックス観てよかった。ほんっとに。

ちなみにこの本も同じようなことを
伝えてくれてる気がする。

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