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曾野綾子の言葉

「他者が

どれほど

自分を育てる役割をするか


拒否され

嫌われ

積極的に意地悪され


時には

愛され

救われ

ほめられ


その中で

私たちが

どうにかこうにか

一人の人間を

創り上げてきたのである。」


他者に理解されないことが多くある時

拒否され、嫌われ、意地悪をされ

その中でも

どうにか自分を保ち

自分を自分で認め

勇気づけ

時には

他者に理解されることを

諦めることで

何とか生きてゆく。


そして

ある時には

思いがけず

愛され、救われ、褒められる。


しかし

思慮深く、用心深く生きることで

調子に乗らないで済む。


そして

健全に自己肯定するとともに

健全な自己批判を持つことで

精神のバランスを保つ。


その中で

自分をいうものを

何とか創り上げていく。


そのことを繰り返していく。


自分を作り上げていく上で

他者の存在が大きいということに

気づかされる。


そう考えることで

多くの困難を

受け入れることができる。


人間が生きてゆくには

どうしても

他者の存在が

必要であるということ。


その中で鍛えられ、

励まされ

人間が

形成されてゆく。


その形成において

すべてのことから

学ぶ事ができるのであれば


「起きていることのすべてが良いものである」という

トマス・アクィナスの言葉が

実証されてゆく。





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