眠りたくない夜でも生きていきたい

 昨夜のことについて。
 いつか役に立つかも知れないので書いておく。内容が重い上に長文になりますが、お付き合い頂けたら幸いです。

 眠りたくない夜がたまに、というか割と昔からあった。
 
 元々私は朝よりも夜の方が好きなタチだ。理由としては、朝よりも夜の方が自分の好きなように過ごせる自由さを感じるからだ。朝は仕事や学校に行く事を考え服を選んだり化粧をしなければならないが、夜は服にも気を遣わないでいいし、化粧もしないで済む。
 なもんで夜更かしも昔から好きだった。
 小学生の頃は22時以降は大人の時間に感じて両親に隠れてドラマを観たりしたし、社会人になっても去年くらいまではほぼ毎日23時半、24時頃までPCを触っていた気がする。
 (この症状はリベンジ夜更かしとも考えられるが、それはここではおいておく→知らぬ間に陥っている!?「リベンジ夜ふかし」を医師が解説 (cosmopolitan.com) )

 昨日も眠りたくなかったのだが、今までにない体験で自分でもびっくりした。

 寂しい、誰かと話したい、誰かと繋がりたい。私はこれからどうなるんだろう。一人で生きていけるんだろうか。
 そんな叫びが、自分でも知らず知らずに膨れ上がっていたらしく、不安が一気に押し寄せてきたようだった。ふと、「死」が頭を過りもした。

 自分なりにこの「不安」の原因を考えてみる。
 長年夜更かしが出来たのは、多分健康で、多少眠れなくても平気だったのもあるだろう。今はあちこちガタガタなので、眠れないと不安になる。それに加え、24時近くまでnoteを書いたり、Xをみていたりしているのも精神の不安定化に拍車をかけていただろうし、おそらく1年くらい働いていないのもあるだろう。
 私にとって「働く」という事は社会と繋がるということだ。ある意味自分の意思で無職を選んでいるが、社会と繋がらない状態が長期間続いている。この矛盾のややこしさも相まって不安が大きくなったのかも知れない。
 
 或いはミッドライフクライシスの可能性もある(注:私の記事を読んでいる人の中には、もしかしたら私のことを20代と思っている人もいるかも知れないが、私は立派なアラフォーだ)。
 私も中年になり、両親が年を取ったり、親戚に色々あったりで今までのように家族に頼ってばかりではいられないと思うようになったが、一方でこの変化についていけるかどうか不安なのも事実だ。
 
 と、ここまで昨夜の「不安」について考えてきたが、おそらく原因は複合的だ。
 
 対処方法としては、まずは仕事を見つけること(ただし焦らない)。
 仕事を見つけても覚えるのに時間が掛かることは自覚し、腹を据えて挑むこと。
 仕事が上手く行かなくても、すぐに「ダメだ」と自分を責めて諦めないこと。
 そして夜遅くまでスマホやPCをいじらないこと(これがなかなか難しい…ヘルニア持ちなのに)。

 生きていくのは大変だ、と最近ほとほと感じる。
 どんなに「私は孤独だ」と言っても結局は一人で生きて行けないし、年齢や月日と共に変わる社会に追いついていくのも体力や精神力が要る。
 でも生きているのは素晴らしいことだ。だから生きていきたい。
 そう思う。


 望月 香夜

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