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【ハロプロ】はいつだって

今週一番感動した、ももなちゃんの文章。味かあって何度も読んでしまう。
心のなかに広がっている世界を見せてくれているような感じ。
読書家だそうで、わたしも本をたくさん読みたいと思った。高校生とは思えないというと失礼だと思うけれど本当に尊敬する。わたしのいちおしのjuice=juice工藤由愛ちゃんとももなちゃんの年が近いからいつか由愛ちゃんにもこんな日がくるのだろうなとしみじみしてしまった。そんな日が来たらわたしは絶対に泣いてしまうだろう。ハロプロの子達はいつだってアイドルという枠を越えて、活力をくれる。毎日ハロプロの動画を見るのがわたしの日課だ。ひとりひとりの努力が見えて、わたしもがんばろう、と思える。


■笠原桃奈 スピーチ全文

5年間という長いようで短かった時間が終わろうとしています。

まずは、これまで私のアンジュルムとしての道を支えてくださった、スタッフの皆さんマネージャーさん、ファンの皆さん、ハロー!プロジェクトのメンバーの皆さん、そして大好きなメンバー、本当にありがとうございました。

ハロー!プロジェクトのこともアンジュルムのことも全然知らないまま、この場所にやって来て、右も左もわからず怒られてばかりだった日々がついこの間の記憶のように、私の心の隣にあります。

何事も楽しいとか嬉しいだけでは語れないこと、強さも弱さも持っているから感動を知れること、大切なことをたくさん教えてもらいました。

自分の中で簡単に消化できないような辛いこともあったけれど、今はそんな出来事を経験しなかった自分を想像すると少し怖いです。
結局は感謝と尊敬の気持ちばかりがこの場所に残っています。

私がアンジュルムに加入した時、たくさんのお姉さんたちがいました。
いろんな人がいて、だけどみんながみんなといる時は楽しいことにも悲しいことにも素直になっている姿が目の前にあるのが、中学一年生の時から私の日常になりました。
みんなの尊敬できるところも人間らしいとこも、全てく含めて、最初から今日という最後の日まで愛おしくたまらないものでした。

今は可愛い妹が増えて、私はすっかり「年上組」だって括りにされるようになったけど、お姉さんたちに「ももな~!」って可愛がられたり、からわかれていたりしたあの時の幼い心は、今でも私のアイデンティティの中にあるのです。

みんなのことが大好きという気持ちが、いつどの時代のアンジュルムにいても強くなっていくこと、だから別れは本当に寂しくて泣いた夜がたくさんあったこと、それを本当に分かってくれてるのかなって、時々不安に思う日々もありました。

だけど今こうしてみんなとの別れを選び、前に進もうとしているのは、私自身です。
アンジュルムが今の人生に欠かせない自分の全てだからこそ、今私にとっての自立をすることを選びました。

いつの日にか、このステージに立っている今が過去になります。
いつの日か、大好きで大切な仲間がいたんだって誰かに話す日がやって来ます。
今、何にも代えられないものは、この先何に出逢っても代えられないもので、それは過去に、未来の私の中にあり続けるんだと思います。

言葉を交わして、笑いあって、一緒に歩いて、悲しくって褒めて、そういうすべてが今でも煌びやかで眩しいのに、いつか思い返した時その眩しさに、私は耐えられるのかなと思ったりもします。

正直今は寂しくて、本当はとても不安で、夜一人になると、自立一人にどれほどの価値があるのかなって思う瞬間だってあるのです。

だけど、仲間と呼べる仲間と出逢っていつなんどきも私が思うのは、きっと、出逢えるというのは全ての人に平等には訪れないんだろうなということ。
このあたたかさを、優しさを知っている私は私を特別だと思えるんです。

言葉にせずともお互い伝わる愛情が、私の世界にあることを教えてくれた、あなたをやっぱり愛しています。
離れ離れになっても、どこにいても、この先どう生きようとアンジュルムのことが大好き。
アンジュルムを好きな人たちのことが、大好きです。

改めまして、これまでアンジュルムの笠原桃奈に携わってくださった全ての皆さん、心からありがとうございました。

私は明日からも、私らしく、変わらないものと変わりゆくものを抱えて、進んでいきます。
ここでもらった愛情を胸に強く生きていきます。

11月15日 アンジュルム笠原桃奈


同じくアンジュルムを卒業した田村芽実ちゃんも推し


タコ料理を作る工藤由愛ちゃん


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