次の道が決まり門出を待つのみ。そんなときこそ、小説を。
最近、内定をもらった。もちろんゴールではなくてスタートラインなんだけど、なんだか肩の荷が降りた気持ち。自分には何もないから、新しいスキルを得ないといけないと思っていたけど、今回役に立ったのは今までのキャリアだった。役に立つんだってびっくりしたし、うれしかった。今までのキャリアも認められたみたいだ。
そんな充足感と同時に、アウトプットが出てこなくなった。悪い感触はないのだけど、今までたくさん出てきていたから拍子抜けした気持ちだ。
こういう時期だから充電のために、今月を「小説を読む(インプット)」「片付け」の1か月にしようと決めた。
アウトプットが出ないときには、インプットあるのみ!
以前読んだ「やる気に火がつく問いかけメソッド」という本でこんな一節があった。
本のなかでは問いかけの効果として示されているけれど、私はインプットにも同じ効果があると思う。本を読む、出かける、おいしいものを食べるなどのインプットをすれば自然と思うことがあるし、意識的に「どう思った?」「どんなところが好き?」「どうして?」と自分に問いかける。すぐには出てこないかもしれないけど、きっと入れないことには出てこないのだ。
思いっきりインプットがしたいとき、私は必ず図書館に行く。本を10冊一気に買うにはちょっとお財布の勇気がいるけれど、図書館なら何も気にせず10冊借りられる。私がいつも利用している図書館にはネット予約サービスがあるのでさっそく予約。
借りる本は「hontoブックツリー」というサービスでリサーチ。
本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、読後になりたい気分に沿って紹介してくれる。今回は、「前向きな気分になる」を選んでみた。
色々見て予約した本は、次の4冊。
クローバー・レイン
本屋さんのダイアナ
弁当屋さんのおもてなし
自由への手紙オードリー・タン
転職活動中はビジネス本をたくさん読んでいて、小説を読む心の余白がなかった気がする。時間がもったいなく感じたり、勉強に時間を使いたかったり。でも今はこの後頑張れるように心に充電とワクワクを溜めておきたいって見通す気持ちがあるから、心置きなく小説を読める気がする。ノウハウを詰め込むこともできるかもしれないけど、どんなことが必要になるか完璧に予測なんてできない。豊かなインプットとワクワクなら必ずなにかの役に立つはずだ。
今このタイミングだからこそ、充足感と心の余白で読める本がある。今が小説を読むのにちょうどいい時期だよって直感が言ってるから。忙しくなる前に、たくさん読んでおこう。
これからの季節、次に進む道が決まって門出を待つのみって人も増えるはず。たくさん遊んで思い出を作るのもいいし、好きなだけ寝るのもいい。そんな束の間の余白時間に小説を読んでみるのもいいんじゃないかな。
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