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学びは、究極の「自分に優しい行動」。自分を文化的にしよう。

大人になると「学びたい」「学び直したい」と思うのは、なんでだろう。

「勉強が好きで楽しいから課金してでもやりたい!」という子どもはあまり見かけないけれど、「スキルアップやスクールに課金して楽しい!」という大人には出会う。
課金のハードルは違うけど、大人になってからの勉強は子どもの頃とは違う意味があるのかな?と最近思う。

そういう私も、大人になってから「学びたい」「学び直したい」と思うようになった。
子どもの頃、読むのも書くのも好きだったから勉強は嫌いじゃなかった。
でも読み書き作業が好きなだけで、学ぶことが好きだったわけじゃない。
それに比べて今は、女性のためのキャリアスクールSHElikesで学んでいるし、オンラインイベントに参加したり本を読んだりしている。
そのどれもが楽しくて、やりたいことがたくさんある。

この違いは、きっと大人になった今だから分かっていることがあるからだな~と思う。

大人になって、
自分には知らないことがたくさんある

知っているか知らないかで選択肢の数が変わる

先に上手くいった人が「こうするといいよ」と言うのはだいたい素直にやった方がいい

自分に自信があるとたくさんの場面で心地よくいられる

続けていけば変化がある

そんなことに気がついた。

人生を歩いてきて、こういうことが分かったからこそ、今になって学びたいと思うのかも。

学べば学ぶほど解像度が上がって次々知らないことが出てきて、ワクワクする。

知っているから選べるようになる。
誰のどの言葉を信じるのが自分にとっていいのか見分けられるようになる。
前よりも解像度の上がったじぶんに対する信用。今は分からなくてもこれから学ぶことができる自分への信頼。
自分への信頼は自信になる。
今に満足じゃなくてもこれからの変化に期待できる。

このどれも、自己評価を爆上げてくれると思う。
そう思いませんか?

昨日の自分よりも高まっていく感覚が、明日への期待を高めてくれる。
この世界にはまだまだ知らないことがあると思うと、これからが楽しみになって、計画を立てたくなる。

そんな自己評価が上がる行動を表すのに、勉強よりもしっくりくる言葉を最近見つけた。
それが「自分を文化的にする」という言葉。

勉強に加えて、経験や考え方も含めた「文化」を自分に取り入れることを指していて、そうこれこれ!と思った。

「文化的になる」ための行動は、すごく自分に優しい行動だと思う。

自分という存在が生きていないと機能しない「自分」の本体に経験・知識・技術をカスタマイズしていく。それは自分を信頼して生きている前提を作るということ。

勉強に限らず、博物館に行ってみたり、気になる人の話を聞くことも含めて、文化を取り入れることができる。
取り入れるものの中には、すぐに役立つものも、知っているだけで満足できるものもある。
自分が好きなもの、心地いいもの、ワクワクするものを取り入れるのも、最大限の自分への尊重。
そのどれもが、好きな色の人生を彩ってくれる。自分本体に価値や意味をつけて、自分の人生を幸せにする力がつく。

子どもの頃に比べて、大人になってから学びに向かう行動は、自分のためという側面が大きいから、楽しいのかもしれない。

私たちは、最終的には自分で自分を「いいんじゃない?」と思えるのを“幸せ”と感じるから。

ゆっくり休んだり、身なりに課金したりも、もちろん自分のための行動。
文化的になる方法もきっと人それぞれ違う。
その中でも、「自分を文化的にする」。
それは、究極の「自分に優しい行動」だ。


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