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いきるって、何なんだ。【夢追う、君と。】

3曲目「夢追う、君と」をリリースしました。

歌詞

-Aメロ-
みんなそれぞれ自分を偽って生きている。
かくいう僕も心を開けなくなって
ホントの自分受け入れてとまでは、言わないけど、 誰かと肩を寄せ合って生きてたかったんだ

-Bメロ-
そんな 気持ちを秘めながら 行きかう人並みをながめてた。
そんな時突然 道が開けて 君と出会った。

-サビ-
まっすぐで、おてんばで ひまわりわり回った
君の背中追いかけ てのひらひら駆ける

荒れた地にほら一緒に種をパラパラまこう
花よさけ 笑顔よ届け
僕らで世界を笑わせよう

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-Aメロ・Bメロ-
素直に自分出せなくて心割り切っていた。
今夜も1人まぶたを閉じてねむって
そんなとき突然光が溢れて、あなたと出会った

-サビ-
まっすぐで、わんぱくで お日様さんさん
貴方の顔に頬を寄せ、高く高く飛んで

真っ白な、キャンバスに ほら一緒に 色を描いてこう。
虹よ、架けろ、歌声、響け
私たちで明日ををつくろう

人生を"証"を見つけなきゃと過呼吸になっていた。

小さいころから、死ぬのが怖かった。
生まれたころからどんどん死に近づいていく自分に焦っていた。

死んだらどうなるのか。大人たちは私を安心させようと、いろんなことを言ってくれた。

恐怖心の根源は
今の自分が自分でなくなることだった。
だから、この世の自分だから残せる"証"がほしくて、

「生きる意味を見つけなければ」
と生きてきた。

愛のためだとか
家族のためだとか
友情のためだとか
世界平和だとか
好きなことのためだとか

もっともらしいことをみんなが言うものだから、「確かに大事そうだ。」
とよく考えもせず世間の言う生きる証を見つけるために自分を動かしてみた。

いろんなものごとに対して
自分の中にいる、「こうあるべきだ」「あれをしなければならない」が自分をどんどん窮屈にして、いつも過呼吸状態だった。
顔で笑って心で泣いてなんてちぐはぐな気持ちを続けながら、社会が求めていそうな自分を演じて、何個かパターンを作った。

この人にはやわらかく
この人には鋭く


いつしか、演じて嫌われないように「空気」を読んでいくことが生きる目的になっていった。
そうなると自分とは何なのか、自分の好き嫌いすら、わからなくなって「自我」が失われていった。

もし、子供の自分が目の前にあらわれて
「あなたはなんのためにいきているの。」
と問いかけられたときに、自分はこのまま、もっともらしいことを言って
その場をしのぐのだろうか。

人生はパズル、わたしオリジナルの。

そう思って社会人になると、世界は広かった。

私とまったく違う考え方の人たちが目の前に現れた。
私から見たら苦しそうだし、大変そうに見えるのに、本人は今が人生で一番幸せだという。

「死んだらどうなるかなんて私にもわからない。けど、目の前の人が幸せに生きていてくれたり、自分に共感してくれるひとや、手を差し伸べてくれる人がいるから、幸せだ。」

「死ぬのが怖いのは、自分の生を必死に生きていないからなんじゃないか」

そういわれたときに自分が先のことに対しての恐怖で今を大切に生きていないことを少し自覚した。

証なんてものは”称号として”見つけるものじゃなくて、積み上げられてきたその人の歴史であり、私そのものなんじゃないか。と思うようになった。

出会う人達、つながる縁、成し遂げたもの、誰一人として同じなんて物はない。仮に私が一つのパズルのピースだとして、生きる証とはそのパズルの絵を自分なりに完成させていくことなのかもしれない。

そう考えたときに、できたのがこの「夢追う、君と」という歌だ。

隣合う、2つのピース

自分がパズルの一片だったとして、自分の隣に在るピースは何だろう。

自分だったら、愛する人であり、愛される人であってほしいという
パズル絵隣合う2つピースに想いを寄せた【ラブソング】を作った。

 多くの人たちが、自分の形もわからないまま、隣り合うピースを求めて人生の旅に出る。パズルは一か所でも欠けたり、かみ合わなければ絵は完成しない。自分の形を変えて作ったパズルはいつか完成したときにほころんでしまう。だけど、つい、

自分が変わらないと相手が離れていってしまう
だから、自分が変わる、隠す、抑圧する。

そうして、傷つき、別れを繰り返していく。やっとのことで自分の形を自覚し「ありのままで愛される」ことを知る。自分のそばにいてほしい人がわかる。

 そして、ようやく出会った最愛の人とともにいることで、1人の時には出会えなかった出会い、見えなかった世界が見えるようになって、幸せの輪を紡いでいってほしいという願いを込めた歌だ。

皆さんが、そして自分自身も、最愛のピースととなり合い素敵な絵を紡いでいけますように。と作った自分なりの人生の回答でした。

2020年8月12日
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結城アンナ(Anna Yuki)

リブセンスで働く傍ら
シンガーソングライターとして
2019年~活動開始
「ちょっと言いにくい心」の代弁者として
イベントスペースやレストラン、
ライブ配信などで活動中。

facebook(近況報告系)
YouTube(オリジナルソング置いてます。)===========================



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