次期大河ドラマ「光る君へ」と赤染衛門

こんばんは、もちまるです。

先日、次期大河ドラマ「光る君へ」に宝塚OGの凰稀かなめさんが
出演されるとの発表がありました。
宝塚ファンになってからかなめさんの作品を数々見てきた私にとって
このニュースは大変に嬉しいことです。

お役は、赤染衛門。

赤染衛門は、女流歌人であり中宮彰子に仕えた人物です。
大河ドラマのメインともなる紫式部も中宮彰子に仕えていたことを
踏まえると、いわば職場の同僚のような関係性になるのでしょうか。

大学生の頃、ゼミで赤染衛門集を研究している方がいました。
その思い出もあって赤染衛門を知っていたのですが、
古典を研究していない人にとっては、あまり馴染みが少ないかと思います。

赤染衛門の有名な歌としては、百人一首のこの歌が挙げられます。

やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな

あなたが来ないと知っていたなら、ためらわずにさっさと寝ていただろうに。あなたをお待ちするうちに夜が更けてしまい、とうとう明け方に西に傾こうとする月を眺めてしまいました。

エブリカ（https://evrica.me/liberal-arts/1143）より引用

この和歌は、赤染衛門の実体験というわけではなく、
姉妹に代わって、来なかった相手に詠み送った歌とされているようです。
当時は、男性が女性の元に訪れるという「通い婚」が一般的だったので、
女性は度々来ない相手を待つことが多かったようです。

姉妹に代わって和歌を詠む赤染衛門は、スマートな印象がありますが、
実際に赤染衛門は良妻賢母であると言われているようです。

良妻賢母の女流歌人赤染衛門を、かなめさんがどのように演じられるのか
今からとても楽しみです。

源氏物語と宝塚OGさんという好き×好きの組み合わせに
今からとてもワクワクしています。

それでは、今日はここまで。
お付き合いいただきありがとうございました😊

＊おまけ＊
久しぶりに苺大福を食べました🍓
ジューシーな苺とさっぱりあんこの組み合わせ、
なんて素晴らしいのでしょう…！

苺大福