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心療内科通った記録2023/10/08

なんとなく思うのだけれど、回復した!!と実感できるには、ストーリーを作れるかだと思う。自分が納得いく回復ストーリーを。

現時点での状況。

パニック障害という病気を知り、自分もそれだと思いつつも病院に行きたくないという日々を結局10年ほど送る。いよいよ、こどもと心置きなく旅行で思い出を作りたいんや、、!と一念発起して心療内科にかかる。パニック障害というか不安障害かなあと診断。薬よりカウンセリングで回復目指したいとカウンセリング開始。

カウンセリングで不安感の元をさぐりつつ自分なりに色々ためす。友人と会ったり茶道を習ったり本を読んだりして心が回復してる実感を得る。

特急電車や1時間程度の車は大丈夫になった。
なにより、パニック障害というエラい病気にかかってしまってると思っていたが、「どんなタフな人でも条件によればパニック障害のような状態になる」と医師の先生から言われたことが良かった。疲れれば目眩や動悸はするものだと。大丈夫、身体が疲れているだけだ、いつもそんな状態になるわけじゃない。と実感して遠出できるようになった。

本を読んだのも良かった。江戸時代の白隠禅師という禅のお坊さんもパニック障害になったのを乗り越えたらしいと知って本を読んだ。
アドラー心理学のベストセラー「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」すごく良かった。

茶道の習い事が自分にはすごく癒し。炭のようすを眺めて点前に集中するのはすごく良い。また、禅の精神が含まれた教えを得られる。すごくいいかんじ。

旦那さんに「こどもに怒りすぎている。不安感が止まらないのも、怒りすぎるのもどちらも感情のコントロールがうまくできないからじゃないか」と指摘された。本当のことで最初は受け入れづらい指摘だったが、なんとか、本当にそのとおり、、と受け止められた。こどもに怒らないと決めた。それを守ることができている。同じく不安感も膨らまさないと決められそうと感じている。こどもに怒らない、はとても良い状態。こどもに怒っているときに学校の先生から電話がかかってきて、よそゆきの声で対応できるだろう?という指摘はまさにアドラー心理学の本でも出てきた。怒りは制御可能なのだ。

感情コントロールは自分のためにも、私が母親として君臨してしまえる家族のためにもなると実感する。私は、情緒面で、こういうふうになりたかったのだという姿に近づけつつある。冷静にこどもを諭せる。少しの困難に潰されない。ユーモアのある人間である。

アドラー心理学の良かったところもう一つ。まわりを信頼することができるようになれそう。もともと頼ってはいたが、もっと能動的に、自分を信じられるから周りを信じられるような。うまく言語化できない、まだまだわからないが学び続けたいアドラー心理学。

学び続けたいものがある。アドラー心理学、茶道、禅の精神。また他にも増えるかと思う。それってとても良いと思っている。

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