お風呂にまつわるエトセトラ。①

生きていく上でおもしろいことって起こりますよね。今日はふと昔の話を芋づる式で思い出したので、書いてみます。それは、お風呂(銭湯、温泉)にまつわること3話。

1.京都・左京区の銭湯での話

あれは、大学3年のころ。時間と気持ちに余裕があったころ。私は、「旅先で地元民になりきる」という目標を掲げ、出町柳でレンタサイクルを借りて、左京区周辺を回っていた。すると、一軒の銭湯が目に止まった。なんとなく、銭湯に入るのって地元民っぽい(お風呂好きだし)…との思いから思い切って入った。

すると、利用者はお年を召した方ばっかり!どうやらその方々の会話から察するに御常連ばかりで、お年寄りのサロンになっている模様。私は邪魔にならないように、小さくなって入湯した。

ところがである。湯船に浸かっていい気分になっていたところに、番台の男が、女湯に入ってきたのである。

「ええ〜!?」と心の中で悲鳴をあげたのだが、御常連のおばあさま方は全く意に介していない様子で何やら会話している。掃除をするとのこと。ちょっと待ってよ、それ今じゃなくても良くない?!と心の中で問うているのだが、もちろん声にはならない。

かくなる上は、おっさんが出て行くまで湯船から出まい、浸かってよう。と決意したのだが、ちょうど私が入浴していたのはジェット風呂で、熱かった。ぶくぶく、熱い、ぶくぶく、熱い、の無限ループ、、、

決意は番台の滞在時間に負けた。もう限界だった。諦めて湯船から出た。その瞬間、、、、、、絶対奴は見た。


こうして、私の地元民なりきり銭湯体験は敗北に終わった。やっぱり超ローカルスポットに旅行者が1人で飛び込むってのはいろいろ問題あるねぇ、と反省したエピソードなのでした。

夜も更けてきたので続きはまた後日〜。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?