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自分が充実すればきっとうまくいく。『「考えた人すごいわ」を考えたすごい人』

こんにちは。ふくもちです。
Twitterのタイムラインにオススメで流れてきたので読んでみました。

『考えた人すごいわ』
本の帯にある通り、これはパン屋さんのお店の名前です。
お恥ずかしい話、そもそも著者の岸本拓也さんや、こんな名前のパン屋さんがあることすら知りませんでした。
名前のインパクト、凄まじいですよね。

この本は、パン屋プロデュースを生業とする岸本さんがビジネスで大切にしていることと、その根底にある岸本さん自身のストーリーが書かれています。
【天才プロデューサーの頭の中】という帯、その通りすぎました。
彼の経験がすべてビジネスに活かされていて、その経験をまるごと書いてくださっているんですもの。

・ビジネスに繋がるように普段の生活を送りたい
・日常からビジネスへの思考シフトが知りたい

という方にオススメです。
特に私が「刺さった!」と感じた内容を3つ挙げます。

金儲けをゴールにしてはいけない

楽しい、うれしいという体験を提供することが一番。
これは私が身を置くゲーム・エンタメ業界ではマストです。
でも悲しいことに経営陣は違ったりするんですよね…埋まらない溝。

楽しい体験を用意するために自分が楽しい体験をしておく

自信をもって好きといえるものが活きる、と岸本さんは言います。
私はなんだろう?と振り返った時、思いついたのがこの4つ。

・推し活(アイドル、役者、アーティスト)
・生のお芝居(舞台、ミュージカル、朗読劇)
・乙女ゲーム(プレイするのも作るのも)
・お喋り(友人や職場以外にも、飲み屋に一人で行ってカウンターで隣になった人に話しかけたりもします。最近はさすがにできませんが)

好きだからこそいいところも悪いところも目に付きますし、いいところは自分たちの作品にも取り入れようとします。なるほど、活きている。

岸本さんは音楽好きで、そこから店内BGMへのこだわりが生まれたそうです。スタッフにも様々な音楽を聴かせて、感性を養ってもらっているのだとか。
私は好きなアーティスト一直線なタイプでしたが、最近はApple Musicで最新ヒットのプレイリストを聴いたりしています。『夜に駆ける』で人気のYOASOBI、結構好きです。
でもやはり昔から好きなB'zやTHE ALFEEやGLAYに帰ってきてしまいますね。推し活が好きなので!

風見鶏であること

「お客様に喜んでもらうために自分自身の幅を広げる」と言う岸本さん。
付き合いの長い税理士さんは、物事を分かりやすく説明できるようにするために、池上彰さんの本を読んでいるのだそう。
私ももう少しアンテナを張っていたいものです。
エンタメ業界は特にそうだと思うのですが、長時間労働の温床なので、皆さんどうやってインプットの時間を取っているんでしょうね。謎…。
ゲーム業界はクレイジーしかいないので(誉め言葉です)、誰かと話すだけでもわりとインプットにはなるのですが、テレワークだとどうも雑談ができず…。
今後の課題です。いい方法があればぜひコメントで教えてください!

再度緊急事態宣言が出たことで弊社も再びリモートワークに移行し、終電近くまで残業するということが無くなりました。
舞台やイベント、コンサートといった推し事も無くなったため、ゲームや読書でのインプットが増え、noteでのアウトプットも徐々に増やせるように。まだまだではありますが!
推し事では得られなかったインプットが増えているのは、私にとってはとても良い刺激になっています。
あとはアウトプットのバリエーションや量を増やしたいのですが、何かいい方法ないですかね。直近での課題です。

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