鬱で小説が読めなくなった私のここ数年

私は元々読書が好きで、小学生の時と高校・大学生の時は特に本を読んでいた。
読んでいたのは9割方小説。
特にハリーポッターシリーズが好きで、全巻を15回くらいは読み返していると思う。

そんな私だが大学4年の頃からあることがきっかけで鬱状態になった。
それから早7年が過ぎてしまった。

この7年間で読めた小説はたぶん1冊だけ。


というのも、鬱状態になると気力が著しく低下し、また頭が回らなくなるのだ。
無気力は鬱の症状だろうと思う。
頭が回らなくなるのは症状の部分もあるし、精神薬服用によって頭がぼんやりする点も関係あると思う。
それらにより、本を読むことがかなり難しくなってしまった。

特に小説は、登場人物を覚え、その人物の背景を覚え……と結構頭を使う。
読み始めるハードルが高すぎて、無気力状態ではとてもじゃないが飛び越えられないのだ。

だからこの7年間はほとんど小説を読まず、エッセイや軽い自己啓発みたいな本ばかり読んでいた。
と言ってもそのような本を読み始めたのはわりと最近のことで、それまでは活字を読むことが不可能だった。
よってどのジャンルの本も読めていなかった。


でも最近、YouTubeのVlogやnoteなどで小説を読んで楽しそうにしている人の様子を見て、できることなら小説を読みたいなあと思った。
小説を読むことに対しては未だに高いハードルがあると感じているけれど、それを越えていきたいと思った。
ハリーポッターを読んでドキドキしたり涙を流したり時にはフッと笑ったりしたあのエンターテインメントを、取り戻したいなあ。

ハリーポッターシリーズは長いから、初めはお気に入りの薄めの小説を読み返してみたい。
それで慣れてきたら、初めて読む小説にも挑戦してみたい。
もちろん、ハリーポッターシリーズ全巻再読破もしたい。


一歩前へ進みたいと思った今日この頃。

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