怒れるようになった。~絵日記学を学んで私ができるようになったこと①~
絵日記学を学んでできるようになったことはいろいろありますが、一番に頭に思い浮かぶのがこれ。
それ以前も、イライラすること、はらわた煮えくりかえって収まらないこと、ムシャクシャして親に当たることは個人的にありました。
でも、プライベートと認識する範囲から一歩外に出た場所、職場などの公の場では「いつもニコニコしていてすごいですね」と言われたり、「優しい」印象を持たれたりすることが少なくなかったんです。公の場でも、内心ではムカついている時もあったし、自分の感覚では「またイライラしちゃってダメだな」と思う程度には出しているつもりだったので、不思議だったんですが、それ程、私は〝怒れていなかった〟ということなのだと思います。
そもそも、私は、怒りという感情にすごく苦手意識がありました。
声を荒げて怒っている人や、舌打ちする人、暴言を吐く人などに出会うと、その矛先を向けられているのが自分でなくても不快な気持ちになり、「そんなに怒らなくてもいいのに」と思うことがよくありました。
でもそんな私が、絵日記学を学び、日々、絵日記を書いて自分の本当の気持ちと向き合ううちに、「実はこんなに怒っていたんだ」ということに気づくようになりました。
まずこの時点でも、すでに大きな変化です。自分の中に怒り感情があることを認められるようになり、それをちゃんと絵日記に書けるようになったから。
というのも、絵日記を書き始めの頃は、誰に見せるでもない絵日記にすら自分の怒りを書くことができませんでした。その頃のページを今になって見返すと、「あ~ほんとはこの時イラっとしてたのに、きれいごとばっかり書いてるな(笑)」と思うことがよくあります。
つまり私は、無意識のうちに「怒ってはいけない」というルールを自分で自分に課し、本来しぜんに湧いてくるものである感情の1つである怒りに蓋をし、〝ないものとして〟扱っていた。いや、扱おうとしてこなかったのです。
本当の自分の気持ちにきちんと向き合うことができていませんでした。
でも、本当はあるのにないものとして扱うのは、真実ではなく、不自然なことですよね。
当然、その支障が出てきます。
どこか自分が本当の自分を出しきれていないような、物足りないような、もどかしいような感覚を、いつも味わっていました。本当は相手の行動や言葉に怒ったり嫌な思いをしているのに、それを抑えつけることで気が重くなり、モチベーションが下がるということがずっと続いていたように思います。
でも、絵日記のおかげで自分が怒っていたことを認識した私は、ついに〝実際に〟怒ることもできるようになります。
職場など公の場でも、嫌なことは嫌だと、怒りの感情を露わに言えるようになったのです。
すごい進歩!!めでたしめでたし♪
…とならないことは、勘のいい方ならお気づきですよね。
私が苦手意識を感じていたように、良い悪いではなく、怒りは強い負のエネルギーを持っていることは否めません。それまで抑えつけていた怒りがマグマのようにあふれ出した私の周囲が穏やかでなくなったのは言うまでもないのです。
これもまた絵日記学が解決していってくれるのですが、それはまた別のお話。
あなたは自分の本当の気持ちに気づけていますか?
私の場合は怒りでしたが、何らかの感情を抑えつけていませんか??
絵日記学のHPはこちらから→ http://enikki-gaku.com/
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