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生きやすくなった~絵日記学を学んで私ができるようになったこと⑮~

漠然とした表現になってしまうけれど、
絵日記学を学ぶ前後で変わったことを一言で表すとしたら、こういうことに尽きるかもしれない。
そうなれた理由を細分化していくと、これまで書いてきた(そして今後も書いていく予定の)ことになるという感じでしょうか。

そして最近また、より生きやすくなると予感する出来事とそれによる気づきがあったので、書いてみようと思います。

それは先日の三連休のこと。
1日目と3日目に東京で予定があり、どうせならということで三連休丸々、東京で過ごそうと、交通手段や宿泊の手配をしておりました。
しかし、コロナウイルスの感染拡大の影響で、3日目のイベントが中止に。
2日目も具体的な予定がなく、1日目以外は予定が空白になりました。
東京であれば時間を潰す手段はいくらでもあるので、そのまま宿泊して過ごすことも選択肢の1つでしたが、
それにしても何かしら目星をつけておく必要はありました。
もしくは、潔く宿泊をキャンセルして、日帰りをする。
最終的には、やはり感染の可能性も考えて、大人しく日帰りするという結論に至りましたが、いずれにしても、イベント中止が明確になったのが割と直前だったので、あわただしく対応せねばなりませんでした。

ただ、ここで我ながら成長したなと感じたのが、
不測の事態にそれほど動じなくなったということ。
以前だったら、前々から決まっていて、そのために自分が着々と準備していた予定がキャンセルや変更になると、もっとイラっとしていた気がするからです。
ちょっと裏切られたような気分というか、ここまで準備してきた自分の気持ちや苦労(←大したことないんですけどね)が踏みにじられたような気がして、「なんだよも~」とぶうたれていたと思います。

それが今回は、
「予定のなくなる2日間に、やろうと思ってできてないことができるじゃん!」とポジティブに切り替えられたんです。
その心情は、自画自賛ですが、とても爽やかなものでした。


これは、
予定がキャンセルになるという一見ネガティブに思える事態の
空いた時間が生まれるという〝メリット〟を見出すことができた
から。

それができるようになったのが、まさに絵日記学で
物事には必ず陰陽(メリット・デメリット、良い・悪いetc.)の両方の面があると学んだからです。
もっと言えば、完全な善も、完全な悪もないということです。

その考え方のおかげで、
何か問題が起きた時でも、〝今、自分が見ている面の反対側にあるもの〟についても考えるようになり、
物事を良い・悪い=0か100か、で一刀両断すること
が減ってきました。

反対側を見ようとすると、
自分が勝手にガチガチに固めていた決めつけや思い込みが崩れます。
すると、問題解決の糸口が少しずつ見つかり始めます。

と同時に。

ガチガチの思い込みは、実は自分のことも縛り付け苦しめるものでもあるのだと思います。自分を守っている一方で、逃げ道がないのです。
陰陽両面ある=別の見え方、考え方がある(あってよい)という考え方は、逃げ道を生み、
ガチガチに縛られた自分のことを解放するきっかけにもなるんだと思います。

そう気づいたことで、「あぁ、これでまた生きやすくなりそうだな」と思いました。
それは多少なりとも、周りの人にも良い影響を与えるかなと思います。

というのも、少し前、絵日記学を学んだ直後くらいの出来事ですが、
高校の同級生に「(私が)昔からストイックで少し怖かった」と言われたことがあるんです(笑)
それもたぶん、このガチガチのせいだったのだと思います。
自分に負荷をかけていただけでなく、それが、そんなつもりはなくても、周りにも(漏れ伝わり)負荷を与えてしまっていたということでしょう。

それを言われたときはショックでしたが、
その友人は私の変化も含めて伝えてくれたので、
そう言ってもらえたことも、そうなれたことも、今は嬉しいと感じています。


自分自身も、周りも、生きやすく。もっとしていきたいなと思います。

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