奈木和彦さんの展示「なみあい」を見に行ってきました。
去る5/11(土)に奈木和彦さんの展示「なみあい」を見に、そしてトークを聞きにお邪魔しました。
数年前に拝見してからその独特な世界観にとても魅了されています。
今回、作品にはもちろん、そのトークにも私自身の感性が共鳴し、そして刺激を受けました。
今回の展示のタイトルも含め、トークの中で奈木さんが使っていた言葉を受けて、感想というか、記録というか、湧いてきた言葉を綴ってみることにします。
【なみあい】
掴めそうで掴めない
それはまさに「今」という瞬間
そして「生」というものそのもののよう
まぶしくてもどかしい
すぐ近くにあるのに、とても遠く感じられるもの
【枯れない花、咲き誇り続ける花】
サテンの水面に咲いた花は、深い色味の上でぽっと灯るように明るく
見ているうちになんだか炎のようにも思えてきた
心の中に灯る思いのような
であればきっと、その姿が消えたキャンバスにも〝花は咲いている〟
そして
私の中にも、あなたの中にも
【入念に準備された偶然】
それは、やるだけのことをやりつくした時にもたらされる、期待以上の結果
奇蹟のような
でももしかしたら、ずっと以前から着々と形づくられた必然
そう考えるとこの世に偶然などないのかもしれない、、、
【イケてないところを見て、どこに手を加えたらイケているように見せられるかを考える】
結果、イケてないところもイケてるもにのなっちゃう
良いところを見つけよう、良いところに目を向けようのさらに一歩先。
イケてないところなんてないという境地。
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