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今は、「考えること」

が、つくづく私にとっての課題(テーマ)のようです。
「考えること」にアンテナが張られているのでしょう、
今日は、こんな記事に出合いました(出合えて良かったです)

心っていう漢字って、パラパラしてていいと思わない? 先人の感性はキュートだな。心は乱れて当たり前。常に揺れ動いて変わる。不安定だからこそよく考える。逆に、「揺るぎない考え方」って死んでるってことじゃないかな。

心という漢字を〝キュート〟ととらえる感覚からしてとっても素敵。
そして、続く言葉にはドキッとさせられる部分もありますが、
「そうか、心乱れることがあって良いんだ」とホッとさせられません?

【乱れること=異常】と囚われてしまうと必要以上に不安になり、焦り、アワアワしてしまいますが、乱れることそれ自体はそういうものだと受け入れれば、少し落ち着く気がします。
でも、心乱れている状態、不安定は心地良くないのも確かだから、安定するにはどうしたら良いか考える。この考えることが大事だし、不安定な状況はそれをしようとするチャンス。
そういうことを、五味さんが改めて教えてくれます。

特に、この新型コロナ感染拡大の状況には

ある意味でいま枠組みが崩壊しているから、ふだんの何がつまんなかったのか、本当は何がしたいのか、ニュートラルに問いやすいときじゃない。

と投げかけていますが、本当にそうだなと思います。
様々なものが制限されていて、〝追い詰められている〟感覚を味わっているこの状況。切羽詰まっているからこそ、自分の根源的な部分が出てきやすい気がします。

と同時に、逆にふだん「ない」と思っていた時間はある。実はその状況も、自分が本当に望むこと、大切にしたいものを知る機会になんじゃないかなと個人的には感じています。
時間がない時に「〇〇したいけど、忙しくてできない」と忙しさを理由にしていることが(私は)結構あります。でも、今はその理由(というか言い訳ですね笑)が通用しないわけです。そうなった時やりたいと思う、待ってました!とばかりにやってしまうことか、否か。
それは1つの見極めポイントになるのではないでしょうか。
今の情勢だけが理由かはわかりませんが、私は、物理的にも精神的にも急激に断捨離したくなっています。

だから、この機会に
いま当たり前のように自分が手にしているものは、果たして本当に必要なのか、
なんとなく良しとしていることは、自分にとって本当に心地良い、幸せな選択なのか、
どんな状況になっても手放せないものは何か、 ・ ・ ・ ・ ・ ・
考えてみようと思っています。


そして、私のこの記事を読んでくれている人の中に時間を持て余していたり、不安に押しつぶされそうになっている人がいたら、ぜひちょっと「考える」ことをやってみてほしいなと思います。思考を巡らせると、膨張しすぎた不安が鎮まること結構あると思うから。

考える内容やテーマは何でも良いと思います。でも楽しく面白くなるようなことが良いかもしれませんね。
それで、そんな「考える」をやるのにピッタリだなと思う絵本も紹介させていただきますね。
それが、ヨシタケシンスケさんの『なんだろう なんだろう』です。

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いろいろな登場人物が入れ替わり立ち替わり「〇〇ってなんだろう?」って考えています。
釣られてこちらも思考が動き出します。「そんなこと考えたことなかったけど、確かになんだろう?」ってなります。
答えのアイデアもいくつか載っていて、それらにしっくりくるものがあればそれで良いでしょうし、その中で納得いくものがなければ自分なりにもっと違う答えを導き出したって良い。そして一通り読み終え、気づけば、オリジナルの「〇〇ってなんだろう?」を考えちゃってたりもします。
オススメです、子供にも、大人にも。

気になること、モヤモヤしてたこと、だけど普段おろそかにしてしまってたかもしれないこと、もっと良くしたいことetc.
ぜひこの機会に考えてみませんか。私が書くと偉そうですが、
五味太郎さんも冒頭で言ってくれています。

「一緒に考えましょう」って。



ちなみに、五味さんのインタビュー、後編にも大事なことがたっぷりです。


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