うんこ英単語帳、爆誕!!!
皆さん、「うんこ漢字ドリル」はご存知でしょうか。
こちらですね。
「日本一楽しい漢字ドリル」としてこの世に生を受け、
瞬く間に子どもたち(大人たちも?)の心を掴み、
累計820万部を超える大ヒットシリーズとなりました。
小さい子どもを持つ親御さんや教育関係者はもちろん、一般の方でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
今回そんな「うんこドリルシリーズ」から満を持して、
大学入試用の英単語帳が発売されることになったのです。
リンクはこちら。
タイトルは「大学入試 うんこ英単語2000」です。
うんこドリルシリーズの生みの親、古屋雄作さんもTwitterでこんなことを呟いています。
この英単語帳、なんと2000単語全ての例文に、「うんこ」が使われているのです。
すごいですよね…。
ここまでいくと馬鹿馬鹿しいなんて言えません。ただただ尊敬です。
一つ懸念材料があるとしたら、今までの「うんこドリル」シリーズはほとんどが小学生など小さい子ども向けのものだったことです。
果たしてある程度大きくなり、「うんこ」や「おしっこ」では喜ばなくなった受験生たちが、これを手に取ってくれるのか…。
僕はいまだに「うんこ」や「おしっこ」が大好きですので、
僕が今受験生なら喜んで手に取ったでしょうが、
今の受験生たちの目にはどう写るのか…。
ここでひとつ、僕の塾講師的な視点で見ていくと、
大学入試向けの英単語帳として、先行公開されているプレビュー画像などを見ると、
「うんこ」という要素がなくとも、しっかりした作りになっていると思います。
2000語という量は、他の大手出版社や予備校が出している単語帳と比べても遜色ない量になっています。
強いて言うならば、古屋さんがTwitterで上げているものが最終版でないとはいえ、
このツイート時点では、単語の1義目しか記載がないものが多いということは気になります。要するに単語の意味が1語あたりに1つしか載っていないということです。
2義目、3義目があることは、良い単語帳の一つの大事な条件であると思うからです。
細かいツッコミどころは置いておくとしても、
遂に大学入試英語の世界に足を(ケツを?)踏み入れてきたうんこドリルシリーズ。
「みんな、単語帳何使ってんの?」
「俺、ターゲット」
「わたしはシス単」
「お前は?」
「うんこ英単語」
という会話が高校生によって成される時が訪れるのでしょうか。
発売開始が6月3日なので、売れ行きがどうなるか、とても楽しみです。
小野トロ
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