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アメリカの平均時給4500円から見えるもの

アメリカの平均時給が4500円を超えている。1日に8時間、1か月に20日働いて72万円、1年間では864万円にもなる。平均なんだから、高給な仕事だったらもっと稼げる。

ああ、アメリカで働きたい。ヨーロッパでもいい。何故なんだー?こんなに貧しくなって来ているのは。

成果主義、多様性、ジョブ型雇用、ウェルビーイングなんて適当な理由で賃下げされて、ピンハネされるのは馬鹿馬鹿しい。お助けマン助けてー!

日本は、平和で、安全で、そこそこ娯楽があって、そんなに不満もない。
でも、そんなことはない。内に秘めた不満はあるが、何もしないだけだ。

フランスでは、年金支給年齢を上げることに反対して、暴動が起こったが、日本では決して起こらない。そんなことしても得にならないし、逮捕されたりすると、馬鹿馬鹿しいと損得計算をしている。でも、誰かがやってくれれば自分の得になるかもしれないと期待している。

気がつくと、収入は一向に増えない、というよりむしろ年々減っている。物価は毎月上昇して、税金も、社会保障費も上昇していく。可処分所得は毎年少なくなり、いつの間にか毎日の生活がやっとで、食う寝る仕事以外に何するの?みたいになってきている。

それでも、貧乏だとは思いたくないとおもっている。外食だってたまにはするし、ビールだってたまには飲んで、贅沢をしたような気持ちを感じることもある。

もしかして、ゆでガエルになっている?


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