見出し画像

今読んでいる本のこと

今日は書きたいことを仕事中に思い付いたのですが、ボリュームがありすぎて今日中に書ききれないので、今読んでいる本のことを書きます!

保坂和志さんの『季節の記憶』を今3分の1ぐらい読めたところです。

本当は全部読み終えてから書きたかったので不本意ですが、少しご紹介します。

主人公は、鎌倉の稲村ガ崎に5歳の息子と2人で暮らしています。すぐご近所に仲が良い松井さんと松井さんの妹の美紗ちゃんが住んでいて、その4人が主な登場人物です。

主人公はコンビニ本(雑学・雑知識の企画本)を作る仕事をしていて、家で仕事をしています。奥さんとは別れていますが、理由は私が読んだところまでには書かれていませんでした。

息子と美紗ちゃんと一緒に毎日散歩に行ったりして、仲良く楽しくのんびり暮らしている様子がなんかいいなぁ、と思います。私は仕事に消耗しすぎているんじゃないか?と思ったりします。

小説のあちらこちらに保坂さんが考えてらっしゃることが書かれてあるようで、それが私の考えていることと違うのが面白いです。

たとえば、

p.23  「人間の考えることは面倒くさいから僕は実際に言われた言葉どおりの意味しか考えないことにしているのだが、…」
p.34  「…日頃のつき合いというのは釣り合っていない方がきっといいのだと思う。…たとえば親子の関係や人間とペットの関係のように、長くつづくつき合いというのは対等ではないもので、寄りかかっていた方がだんだん対等に近づいていくときはむしろ関係が離れていくときなんじゃないかと思う。」

この部分を読んで私は、そうかぁその方がいいかもしれないなと思って、そういう発見がところどころにあるのが楽しい、と思いながらこの本を読んでいます。

これからもうちょっと続きを読んでから寝ます📚




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?