だいたいいいんじゃないですか。時代の到来

この新商品は従来の洗剤に比べて洗浄力が120%アップ!
このマスカラは汗にも負けず、目ヂカラ長持ち!

うーん、決して魅力がないわけでもないけれど、特出した魅力は感じない。今の商品を買い換える(ブランドシフトする)までの価値は感じない。

「まぁ、だいたいいいんじゃないですか」

※注:別に買おうとは思わないけど。

そんな時代に僕たちは生きています。

企業のマーケターはそんな時代の中で、
生活者にとって価値のある商品(サービス)を生み出すべく
日々頭を悩ませ、努力をしているわけです。
※今の時代提供すべきものは商品やサービスではなく
『体験』なのでは?という論点はまた別の機会に。
今回はその点については掘り下げません。

一方で、これまで通説としてあった
・現状分析
・問題、課題の抽出
・課題解決策の検討
といった積み上げ式のアプローチだけでは、市場のニーズを捉えることも
新しい価値を提供することもできなくなってきてしまいました。

そんな時代を捉えた印象的なフレーズ

正解のコモディティ化

戦略コンサルティングファームに代表される知的生産型ビジネス、
正しく論理的かつ理性的に情報分析をおこなった結果行き着く先が
他の人と同じ答え。になってしまうわけです。
※もちろん圧倒的にその領域で突き抜けることで差別化を生み出すことは可能だと思いますが。

決して、従来の課題解決アプローチは悪い、古い、通用しない。というわけではなく、
それだけじゃ難しいよね。というお話。

では、どうすべきか?
つらつらと書き綴ってきたものの、これらは既知の事実で
既に様々なアプローチが提唱されています。
ジョブ理論
デザイン思考
PDCA→OODAループ

などなど。
それらについては実践を通じてまたnoteしていきたいと思います。

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