見出し画像

オンラインの知財学び場 ~入門編~

こんにちは。ストレングスファインダー「学習欲」1位のMOCCOです。
この記事は、知財系 Advent Calendar 2021の参加記事として書きます。

画像1


=================================

さて、学習欲1位ってどういうことよ?って一言でいうと、「学ぶのが好きな、学びを心から楽しむ資質」が日常的に発揮されやすい人、ということです。

知財関係者の方にストレングスファインダーの上位資質を伺ったところ、面白いように「学習欲」がTOP5にある方が多数! 知財って新しい技術を学ぶのが好きな方の集まりで、やっぱり皆さん学ぶの好きなんだなー♪ と思いました。
(後日追記)知財関係者にストレングスファインダーTOP5を聞いてみた♪
という記事を後日書きました!

そこで本日は、学び好きの知財皆様に贈る オンライン知財学び場 を入門編と題してお伝えします。「そんなんもうとっくに知っとるわ!」という情報も多いと思いますので、適宜読み飛ばしていただくべく、最初に一覧表を共有します。

知財学び場
オンライン知財学び場 まとめ

また、目的別に分類したものは以下です。

知財学び場_目的別
「目的別」のオンライン知財学び場



皆さま、知財の学び場で「他にもこんなのいいよー」というご紹介ありましたら、ぜひコメント等でご教示くださいませ!


Q: 研修のアタリとハズレは何に起因するか?

さて、一口に学びの場と言っても、「この研修良かった!」というアタリだと思う研修と、「せっかく聞いたのに時間の無駄だった・・・」というハズレたと思う研修って、あるのでは?
両者の差ってなんだろう?という私の仮説は、面白い研修は「テーマ×講師で決まる」である。

《 テーマ 》  自分が今これが知りたい、ってテーマは刺さりやすい
《 講師 》 内容は同じようなこと言ってても「ダメだー、この講師の方、合わないわー」だと頭に入らない

すなわち、良い研修を引き当てる方法の一つとして、「この講師の方いいなー!」という講師の方を予め抑えておくことや、今知りたいテーマの研修をどこだったら聞けるか、という情報は多ければ多いほどアタリの研修は引き当てやすくなる、のでは。

そこで、今知りたいことを学べる場お気に入りの講師を見つけられる場という観点から、「一般の方がオンラインで入手できる知財実務の学び場」を以下でご紹介♪

画像7
illustration from フリーペンシル

A-1: 無料で学ぶ(講義受講型)

まずは手軽に無料で、講義を聞く形式で学べるオンライン学び場。
YouTube系のうち、「知財実務オンライン」は、毎週新しい講師の方がご登壇されており、上記で言う相性の良い講師の方を探すのにGOOD

《 YouTube系 》

知財系YouTubeチャンネルは、以下の独学さんブログに一覧がまとまっているので、ここでは個別チャンネルのご紹介は省略を。

※尚、私の推しは、過去記事にある「知財実務オンライン」「イーパテント / e-Patent」「楽校チャンネル produced by (株) 知財の楽校

※「知財実務オンライン」は、こちらのnotionにまとめあり。例えば、「過去のプログラム → プログラム:通常回」をクリックすると、過去分の講師&テーマを一覧で見られる!

独学さんブログ;知財実務オンライン、イーパテント、楽校チャンネル

↑ 知財実務オンラインとイーパテントは、上記のおすすめ回記事も、ぜひご参照ください♪


《 特許庁系 》

入門向けの研修や法改正など、やはり特許庁の研修は外せないので、念のためリンク。EPO(WIPO)の英語研修を聞いてみるという知財英語の習得方法もあったり。
IPePlat
 日本特許庁の研修を掲載するINPITのサイト
E-learning centre of the European Patent Academy
 EPOの学び場。受講時に登録したアカウントでログインが必要
WIPO eLearning Center
 WIPOの学び場。アカウント登録するとコース一覧が見られる

※こんなページも♪
 USPTO キッズ&ティーン向けページ
 https://www.uspto.gov/kids/teens.html

JPO、EPO、WIPO、USPTO


もうけの花道

中小企業向けに作成された知財系動画がとても沢山掲載されている。入門編だが、テレビ局のスタッフの方が作成されたという動画はクオリティが高い。個人的に「もうけの落とし穴」というアニメシリーズは面白くて好き。

もうけの落とし穴


知財実務情報Lab.

弁理士・技術士の高橋政治さんが運営されている知財実務家向けのサイトは、とても貴重な学び場。知財系の動画セミナーを視聴できる専用サイト(要事前登録)がある。

※事前登録が必要

A-2: 無料で学ぶ(対話型)

ゼミなど対面式で学べる場は、やっぱり楽しいし、質問をすることで学びは深まる。ここでは、私の参加している場所をリンクするが、他にも知財のゼミや勉強会は各地で開催されており、今はオンラインが多い。

淡路町ゼミ 》 

2014年5月より開催している知財の私ゼミ。毎月開催。コロナ前は淡路町近辺の区民館で開催していたが、現在はオンライン開催。過去の発表内容リストはこちら。開催情報はメーリングリストで配信。以下のnote記事で発足経緯や開催方針等を詳しくご紹介しています。

正式名称は「淡路町知財研究会」


自称若手弁理士の会

ライトにポップに知財を語れる場。学びの場というより交流の場の要素は強く、相性の良い講師を探す目的などにGOOD。知財系SNS の懇親会から派生し、近年の弁理士試験合格者との交流を目的として開催してきた交流会。現在では若手弁理士に限らず、「自称」若手、弁理士に限らず広く知財業界の方が参加OK昨年書いた関連noteはこちら

主催は画伯ぬまさん

尚、もし機会があれば、自分で「聞いてみたい!」と思う方の研修や勉強会を主催するのは、とてもやりがいあってオススメ。

音楽ねこさん
illustration from フリーペンシル

B: 有料で学ぶ

さて、以上の無料で学べる場に対し、やっぱり有料になると学べることの種類はグッと増える。

《 知財系セミナー掲載サイト 》

下記サイトに掲載されるセミナーから、聞きたいテーマを探せる。
平日日中のセミナーもあるが、オンラインでは後日の録画配信ありも多い
パテントサロン: セミナー・イベント情報に掲載される
IP Force: 知財セミナー・知財イベントに掲載される

パテントサロン、IP Force

知財塾

演習・実践形式を中心とした、知財実務スキルの向上ゼミ。明細書作成、意見書作成、先行技術調査、商標調査などのコースあり。ゼミ参加の他、録画動画での受講も可能。気になる方は受講者の感想を参照すると良い。お役立ちリンク集もおすすめ。

※私も受講者感想書いてます♪

特許の楽校 》 ※Produced by  株式会社知財の楽校

主に研究開発者や事業企画担当向けで、事業を踏まえた入門向けの動画やオリジナルストーリーが提供されている。無料のコンテンツもある。内容も本格的ながら、動画作成スキルも学びたいところが多い。

※たまちゃんに、心からエール!!

Udemy

一般講師の方による様々なテーマの動画を一本毎に購入できるプラットフォーム。知財に関して、日本語のコース提供はまだ少ないが、英語のコースは結構あるようである。知財英語を鍛錬する手段として使えるかも? 時期によって割引キャンペーンあり。気になるコース等の関連記事はこちら

※先日も、ブラックフライデーでセールしてました!

Takumi Legal Community

日米を中心とした知財プロフェッショナルのためのオンラインサロン。有料のメンバー登録後は、参加者が企画するセミナーを聴講したり、オンラインで米国のアトーニーと英会話をできる英語部などの活動に任意参加できる。英語部の体験記はこちら

主催は野口さん
読書わんちゃん
illustration from フリーペンシル

ここまでの関連記事は、以下ツイートにツリー形式でまとめています。よろしければ併せてご参照ください。


C: こんな学びの場も

ところで、Twitterも意外と学びの場になるよ、というのを最後に一つご紹介したい。例えば、知財関係者でも生でお見かけする機会の少ない、こんなものを拝見できるときもあったりする。

尚、上記クイズに対する知財の皆様のご回答も素敵です。


知財でお絵描き》 Produced by おっさん特許技術者

おっさん特許技術者の ゆる~く生きまっしょい♪
「知的財産管理技能検定®2級」の試験範囲を参考に選定されたお絵描きが面白くまとまっている。

おっさん特許技術者さんは、オモチさんまるさんとともに、知財に関する情報を、イラストや身近なモノ等を利用して、ゆるく発信する者で構成するボランタリーチェーン「Yuroocle」を活動開始されています。

(おっさんさんは、若いおっさんかもしれない・・・)
※右側にいる話題の犬は「人面犬」

=================================

Z: 最後に

以上、オンラインの知財学び場 ~入門編~をお伝えしました。何で入門編なのかと言えば、私一人が知っている情報は所詮この程度です、という意味を込めています。ぜひ、皆さんの推しの学び場もご教示ください!
(いっぱい推し情報が集まったら、レベルアップした記事が書ける・・・のかもしれない。)


謝辞

本投稿の記載に際し、リンクをご了承くださった皆様、ご協力誠にありがとうございます。今後も、皆様ご提供の各コンテンツで楽しく学びたく思料しています!
また、記事内のイラストは「フリーペンシル」さんご提供の素材を利用させていただきました。(とても可愛い!)

パソコンをする猫のアイコン
illustration from フリーペンシル


※明日以降も、知財Advent Calenderもっと知財Advent Calenderの皆様のご投稿を拝読楽しみにしています!!

画像8








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?